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海外からの旅行者のタフさと楽しむ姿に脱帽

海外の人は本当に旅行上手だと思う。たっぷり日にちをとっているし荷物もどこかに置いてあるのだろう、リュックなどで身軽だ。しかも足下サンダル!というのをよく見かける。
ペタンコのゴム製のものだ。指が全部見えている。疲れないのかなあと思ってしまう。履き心地を考えたいいものを履いてるんだろうが歩けば砂もつくだろう。私ならマメができそうだ。

以前スイス人のご夫婦に奈良を案内したことがあるのだが、やはりサンダルだった。しかも本当によく歩くし、よく楽しむ。どこも喜んでじっくり見て回る。
お餅をつくのが速いことで有名なお餅屋さんでも目をくるくるさせて驚いて
「手を挟まないの?このお餅に指入ってない?」
なんて言って笑いながら食べている。
日本の古い家を見学しても面白そうにすぐ触ろうとする。一応触ってもいいのかと聞いてくるのだが…。座敷に座ってくつろいじゃうし。何もしないでじっと時間が流れるのを味わうのも旅行の楽しみ方の1つだ。
日本人は旅行ではどうしても何かしていないとだめで、てんこ盛りの予定に追われてせかされてしまう。

日本酒の利酒も興味津々でゆっくり味わっていた。しかも2本も買っていた。小さめとはいえ瓶だし重たいだろうになあ。まだまだ歩くのに。

庚申さんという身代わりの猿のお守りもすごく興味を持たれていた。残念ながら当時はかなり大きいのしかなくてさすがに諦めていた。重さでいうならお酒よりは軽かっただろうが。

疲れてないかと聞いても平気とさらりと答えてにこにこしているので結局休憩といえば食事の時と庭園のようなところの椅子、それと見学した家の座敷くらい。朝9時から夕方6時くらいまで歩いた。

帰りはとても喜んでくれて私も充実感でいっぱいだった。1週間前に同じルートを下見しておいた甲斐があった。(誰かを案内する時は下見をしてます笑)

帰り道で私の膝はガクガクしていた。私はスニーカーだったけどあの2人は大丈夫だったのかなあと気になった。
後から知ったのだが、奥さんは国連関係の仕事をされていて出張などでどこへでもすぐ行くタフな人、そして旦那さんは登山のインスタラクターとのこと。スイスの山の…。ハイジ〜、ペーター、おじ〜さ〜ん…
そりゃいろんなことがちょろいわけだ…納得。
ヨーロラヒッヒ🎵

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