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若く見られたいのに現実は厳しい

一歳でも若く見てもらいたい。若く見られるとやっぱり嬉しい。
のに…

最近どうも実年齢より上に見られている気がする、というか確実にそうだ。

2ヶ月に一度の病院へ行ったら、「次の予定日を書いて渡しておきますね。この日にはお薬も少なくなってちょうどいい頃だと思いますよ。」と丁寧に説明された。
わかってるって。
これまでこんなことなかったし、そもそも薬も忘れず飲んで、少なくなれば数えて仕事との予定を調整して計画的に診察に来ている。
親切に言ってくれてるのだと受け入れて、お礼を言ってそのメモを受け取った。

電車でも高校生が席を譲ってくれることがあった。せっかく勇気を持って言ってくれたのだろうからもちろん丁寧にお礼を言って座らせてもらった。
前に立ってしまったことがちょっと申し訳ない。

ある年齢以上の人限定の割引チラシを、顔を確認してから「入れときますね」と渡されたり。
まだその年齢ではない。

姉と一緒にいても周囲の人は私の方が歳上に見えると言う。
確かに姉は若く見えるけど…。

最悪なのが2つ年上の主人と歩いていて主人の母と思われたこと!
これにはもう、「え!」しか出なかった。相手もすぐ気づいたのか、慌てて取り繕っていた。
主人が笑っていたのが腹立たしい!

まあ孫もいるし名実共におばあちゃんというのもほんとう。
孫たちから「ばあ」と呼ばれるのは嬉しい。

それでも若いおばあちゃんと言われたいのもほんとう。

そんなことを思いながらうるおいパックをつけて、お気に入りのベージュのマニキュアを塗りながら明日にそなえる。

うまく塗れたから娘より若い同僚にこのネイルを見せようっと。

めげないばあです。

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