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「愛情とは感覚である」という考えは人を傷つける

感覚で人を愛せるほど、人を愛するのは簡単ではない。愛するのは技術が必要だ。間違いなく。

例えば一つの種を買ってきたとする。
水をたっぷりをあげて、肥料を与えて、日光にしっかりと当てて、それを毎日行って愛情たっぷりに育てる。そして枯れてしまう。

「あれ??水が足りなかったかな??それとも肥料の種類??」

そして、また一つの種を植えて、育てる。
水をたっぷり与えて、肥料はもっといいものにしよう。
そして枯れてしまう。

「なんかこの種が変だったのかな??違う種を買ってこよう」

そして、また、、、、



と、これは私のこれまでの人との接し方なのだろう。
自分はたくさんの人と出会い、そして愛情を注いできた、、つもりだ。
だが、深く接するほど人を傷つけ、笑顔を奪っていたこともある。

「愛とは技術である。」
これはドイツの哲学者、エーリッヒフロムの言葉。

「感覚だけで人を愛せるほど、愛情とは簡単なものではない。」
実は少し調べれば人への愛情の示し方のヒントはある。それが正解ではないし、確実でないことは確か。それでも参考にする価値はある。

これまでのたくさんの人々が、人間心理を調べ、人とどのように接すれば幸せになる確率が高まるのか100年以上も研究を重ねている。

自分はそれらをたくさん勉強した。それでも人を幸せにできている、なんてことは言えないし、まだ人を傷つけることはある。でも、周りの笑顔の数は確実に増えている感覚はある。謙虚に学んで謙虚に人と接していきたい。




一つの種を買ってきた。
水をたっぷりをあげて、肥料を与えて、日光にしっかりと当てて、それを毎日行って愛情たっぷりに育てる。そして枯れてしまう。

「あれ??何か方法が違うのかも。。。そうか!ここに水は毎日与えてはいけないって書いてる!土が少し白っぽくなったタイミング、、葉が少ししなったタイミングか」

そして水やりの頻度変えた、そして土をよく見るようになり、葉が出たら葉の状態をよく見るようになった。

「よし、順調に育ってる!」

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