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ドリアンパン学校

お久しぶりの更新になりました。
実は4月からブーランジェリードリアンのパン学校の2期生になりました。

刺激的な仲間11人と共に学べる事を本当に嬉しく思います。

授業が始まって半月が過ぎました。
毎週課題があって、それを実践した感想を共有していきます。
今は「潜在意識」について学んでいます。
作業療法士としても、自分と向き合っていた時もこの潜在意識は触れてきました。だから考えるのは初めてではないけど敢えて自分の体が感じるままに課題に取り組んでみました。

実際に取り組んで思ったことは、まだまだ頭で考えて居るなっていうこと。
訪問の利用者さんから「知行合一」という言葉を教えてもらってから
出来るかぎり身体で感じる事を優先してきたけど
「潜在意識」の授業ですら、元々の知識が膨らんでしまってなかなか身体を素直に使えない。
まあでも正直、私はこれを悪いと思っていないところもあったりして。
だからなかなか素直に使いきれないのだけど。
だって、色々知るのが、考えるのが好きなんだもん!と申しております。って感じで。
これってこういう事なのかな、そうだとこれが繋がるな!すごいな!
じゃあこれやってみたらどうなるんだろう?みたいにしないと
なかなか面倒くさがりの私は身体が動かないんだよなあ。

まあグダグダ言ってないでさっさと身体を使え!って思って課題のことは仕事の時も基本的には忘れないように生きています笑
リハビリしながらパン屋をやるためのセンサーを張っている状態です。
でもちょっと忘れたからと言って別に自分を責めるわけじゃないです。
それは「日常」にするためなんです。「頑張らない」ため。
うわ、なんかやろうとしてるう!って潜在意識さんに思われたら
潜在意識さんの現状維持昨日に引き戻されてしまうんですって。怖い!
だからいつものことだよ〜んって感じで気軽に課題に取り組むようにしています。

コウチョウは人生のゴールを気づかせてくれます。(ちょっといい言葉が見つからなかったです、私の語彙では。)
ちなみに私なりの解釈では、そのゴールというのはどこかで迷った時の灯台になるものだと思っています。
どうしようか迷った時にその灯台(ゴール)を見据えて考えればいい。
たまに背を向ける時があっても道は灯台に続いていると思えば遠回りの道もちゃんと歩いて行けそうです。

課題を通してたどり着いた今の私のゴールは「マウンテンライフの意志を継いだ場所に住む」事でした。

マウンテンライフについて書いたことはなかったですね。
長野県信濃町、飯縄山の麓にあった、ログホテルです。
幼少期は毎年夏にここに訪れていました。
そこのオーナー夫婦が山を開拓して、自分たちで母屋のログハウスと10件ほどのログハウスを建ててインテリア(壁掛けや寝具)は奥様の手作りのパッチワーク。


敷地内は緑にあふれていて、そこで長年飼われているゴールデンのワンちゃんと、アヒルたち、ウサギたちが自由に遊んでいます。
木々の間に作られたハンモックでゆらゆら揺れながら木漏れ日を眺めるのが好きでした。
朝食はオーナー夫婦とスタッフの手作り。朝はフッカフカのコーンパンが出たのを覚えています。
夕食は1日目は母屋でパーティーのような。スタッフが出し物をしたり、宿泊者みんなでリンボーダンスをしたり。2日目はバーベキューをして、そのあとはキャンプファイヤー。
さらに夜になると、夜森探検と言って山の奥まで散歩したり、カブトムシを取りに行ったり、蛍を見に行ったり。
最終日には敷地を会場にした宝探しがあって、問題を解いて宝箱を探し当てると「龍の涙」という水晶玉をもらって帰れるのでした。
その時の地図も手書きでとっても可愛かったのです。今見たらよりよく見えるのでしょうねえ。

みんな大好きチャックワゴン



私にとってこのマウンテンライフは、第二の故郷です。
いや故郷よりも帰りたい場所ナンバーワン、オンリーワンです。笑
残念なことに今はもうないのです。中越地震の風評被害から閉業されています。
今存在していたら迷わず私は修行に行っていたし、引き継いでいたと思います。それくらい大好きな場所、忘れられない場所。
人生の走馬灯にも出てきてほしい。と思っています笑

マウンテンライフで過ごした時間は、自分の感覚が一番で自由で色んなことから解放されるようでした。
マウンテンライフをそのまま作ろうとは思いませんが自分が作った場所で
自分が感じたように感じてくれる人がいてくれたら嬉しいなと思ったのです。
そこでちょっと作りすぎてしまった薪で焼いたパンを一緒に食べられたら。
旦那さんが入れたコーヒーを飲みながら、我が家の本たちを読んでくれたら。たま流れるに音楽に体を委ねて見たり、ぼんやり庭を眺めて見たり。
ハーブを摘んでポプリにしたりお茶にしたり。鶏が卵産んだり。
そんなゴールがいいなと思ったのでした。

自分が思い描いていたパン屋はそれとはまた別で、まだまだやりたいことがいっぱいあるからまずはそれを叶える場所なのかな、と。
だから多分私のパン屋は2段階になるのでしょうね。
今の私にはとってもしっくりくるゴールのイメージでした。

そのゴールに向けていまできることを確実にやっていこうと思います。
noteももう少し更新できるように 笑
んや、ま、いっか、好きな時に、気の向くままに。

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