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人のこころ

先日、instagramを見ていると心理カウンセラーのリールが目に止まった。
私この手のものにすぐ食いついてしまう、思考の仕組みとかそういうのが好きなんですよね。

そのリールは「人が傷つく驚きの理由」
傷つく事に理由なんかあるんか、なんて疑心暗鬼になりながら見て見たけどその理由の腑に落ちる感覚は素晴らしいものだった。
結論から言うと「普段から自分を傷つけているから、そこに塩を塗られるとしみるんだ」と言う事らしい。
例えば、自分の子供が特に「デブ」でもない時に
「お前の子供、デブ」と言われてもその言葉自体に傷つくことはない。
…いやそりゃ自分の子供が罵倒されたら嫌だしそれで子供自身が傷ついたりしたら嫌だけどそれは一旦置いておく。子供いないけどね!
しかし面と向かって自分に対して「デブ」と言われれば傷ついてしまう。
え〜やっぱりそう見えるか、そう見えるよね、デブだよね〜、の始まりです。ヤダヤダ。
この「やっぱり」って言うのが普段自分を傷つけている証拠だったりするのかな。太ってるな〜、可愛くないな〜、もう少し痩せた方がいいな〜に対して、他人から心無い「塩の言葉」をかけられるとそりゃあしみるよね、って事。

このリールを見て気がついた、私普段どれだけ自分を傷つけているんだよ、と。気がついたらインナーの私傷だらけだった。
ちょっとの塩でもしみる身体….でも作り出したのは私。
なんかもう自分に対する言葉がほとんど武器だったんだろうね、そのあたりの感覚も麻痺していた様に思う。まずは自分に優しい言葉をかけてあげよう。セルフラブの先に幸せがある。

そしてもう一つ、その方のリールが面白くて夫氏にも共有した内容がある。
「性格と人格の違い」
先日の夕食後唐突に聞いて見た。性格と人格の違いってなんだと思う?
夫氏は言葉遊びが好き。食卓から手の届くところに国語辞典を置くほどに。
だから、待って答え言わないでね!って楽しそうにしてた。何よりです!
それぞれに思う性格と人格の違いを話してみた。
夫氏は文字が持つ意味から考えている様だった。性格についている”性”は持って生まれてくるものだから先天的…?いやそれで言えば人格の"人"も人が人であることはそもそも..と考えれば先天的なもの?
私はと言うと、自分の持つイメージと医療的な知識で考えた。性格は先天的にもって生まれたもので、人格が後天的なもの、と。と言うのも精神医学を勉強していると人格障害と言うワードが出てくる。割と成長期などで出てくる事が多いから後天的なものだと思っていた。
普段使っている言葉なのに全然つかめてないなー。そりゃあ普段の会話でも伝わらない事が多いわけだよね、この言葉に限らずだけど、同じ言葉でも捉えてる意味が全然違うんだもの。

肝心のその方が言うには、性格は先天的に生まれ持った気質+後天的に環境とかで上付けされた役割とか建前とかのこと。人格と言うのはその性格を持ってしてどう他者と関わるか、と言う事なのだそう。深い〜、そしてすっきり〜。

何が正しいとか、正しくないとかそんな事ではなくて
夫氏は「言葉」、私は「医学」みたいに、1つの話題を通してそれぞれの視点を知れる事が楽しいんだと、夫氏は教えてくれたのでした。

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