エッセイ「徒然草」に学ぶ勝敗のしかた
おはようございます。
kohです。
社会に一歩出ると
そこは戦いの場所。
泣き言は通じません!
noteの世界はその分
優しくて、みなさん(noterさん)は
とても街を作るのに熱心です。
暖かく、安らげる世界。
とにかく私は内弁慶。
内では強いけど
外では弱いです。
そんな弱い人間が
このような厳しい社会で生きて行けるのか?
と時々考えます。
日本三代随筆の一つ(枕草子、方丈記)
「徒然草」(吉田兼好)に「双六の名人」という話があります。
今でゆうと単なる「双六ゲーム」です。
名人曰く
「勝とうとしないで
負けないように勝負する」ことが
勝てるコツなのだそうです。
どんな世界にも
買った負けたはつきものです。
「平等」も行き過ぎると
変な世界になってしまいます。
人には「力への意志」というものがあると
哲学者のニーチェは言いました。
アドラーのいう「劣等感」も
他の人に劣っている心理を述べたものです。
生きている限り
勝負に逃げることは許されないかもしれません。
逃げる場所もなかなかありません。
「徒然草」に登場する
双六の名人のように
「負けないように勝負する」とは
決して卑屈なものではありません。
柔道では
初めに習うのは
投げられても大丈夫なようにするための
「受け身」から学びます。
日本では、「相撲」や「柔道」をはじめ
スポールに「礼」を取り入れているものも
多々あります。
単なる「勝った負けた」に終わらないことが
奥深さを際立たせます。
ですから
「負けないように勝負する」とは
一種の知恵です。
「勝ち方メソッド」なら
書店に行けばたくさんあります。
私がnoteを書くのは
その社会の中で
「負けないように勝負」するからかもしれません。
これは口で伝えることでは
ありません。
「不立文字」とまでは言いませんが・・・。
「及ばないことの方が
すぎていることより優れている」
と言ったのは今の日本の基盤を作った
徳川家康のご遺訓に出てくる言葉です。
かの戦いのテキストの古典
「孫子の兵法」(Art of War)にも
「100戦中100勝は戦(いくさ)上手とは言えない」と
まで言っています。
私は、母によく「負けて勝て」と
言われてきました。
意味は正直言って
いまだにわかりません。
が上記に書いたことのように感じます。
とにかく
ピンチに出会っても
「負けないようにすること」が
大切だと
「徒然草」のこのメッセージは言っている気がします。
「現状維持」と言っては格好悪いですが・・・
今日も暑くなりそうです。
私は夏が好きです。
今日もよき日になりますように・・・。
おわり
zakkisouさんありがとうございます。
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