介護食のマメ知識、3段階の『とろみ』をマスターしよう!
お会いできて光栄です
けんです😊
今日は超がつく「真面目な福祉コンテンツ」です
(↑じゃあ普段の記事は何なのよっていう話ですね)
何となく『介護食』=『とろっとした感じ』というイメージがあるかもしれません
飲み込むことが苦手な人のために、食事や飲み物に『とろみ』をつけることがあります
今回は『とろみ』に関する記事です
統一した基準がある!
これは少し驚かれるかもしれませんが、『とろみ』には3段階の統一した基準が設けられているんです
詳しくはコチラのページを御覧ください
ものすごく噛み砕いて言うと、アレです
「天津飯にかかっているあんかけ」
そのあんかけの強さが、3段階に決められています
こうすれば、どの中華料理屋さんに行っても、好みの強さのあんかけの天津飯が食べられる、というわけです
…書いてて逆に分かりにくくなってきました🤣
『とろみ』の3種類
とろみは以下の3つに分けられています
1、薄いとろみ
2、中間とろみ
3、濃いとろみ
確認するのはストローを使うのがわかりやすいです
1、薄いとろみ
⇒とろみがついているのはわかるけど、コンビニコーヒーくらいの太さのストローで問題なく飲める
2、中間とろみ
⇒とろみがついていることがはっきりわかり、タピオカミルクティー飲む時のストローなら飲める
3、濃いとろみ
⇒飲むより「食べる」という表現がピッタリで、ストローで「吸って飲む」のはほぼ不可能
※ストローを突っ込んで、ストローについてきた飲み物を口に入れるような食べ方ならできないこともない
実際に作ってみる
教科書で勉強するのも大切ですが、『とろみ』に関しては実際に作ってみるのが一番確実です
少量でいいので、3種類作ることで、違いがよくわかります
『濃いとろみ』を作って、コップを逆さに向けるとちょっと感動します😀
なぜ統一が必要?
統一された基準があるため、
「在宅 ⇒ 入院 ⇒ 入所施設」と、ご利用者さんの生活パターンが変わっても、同じ基準で必要なとろみを引き継いでいくことが可能です
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで👋
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