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『支援に「ごほうび」を使う』のはアリかナシか②
ちょっと意見が分かれる(と自分では思っている)テーマに切り込んで書いている人、けんです😀
題して『支援に「ごほうび」を使う』はアリかナシか
2回目は、実際に現場で使っている支援方法について書いてみます
耳慣れない専門的な用語も出てきますが、できるだけ噛み砕いて説明しますね😀
日課の動機付けとして
きちんとルールを設定することができれば、ご利用者さんの動機づけに、ごほうびを使う事が可能です
健康管理の手段として、ウォーキングを実施することになったけれど、今ひとつ乗り気になれないご利用者さんがいたとします。
そういう場合は、活動の中にご本人の好みを導入することで、活動に前向きになれる場合があります。
・〇〇公園まで歩いたら冷たい水を買う
⇒買い物をすることができる
⇒冷たい飲み物を飲むことができる
・帰ってきたらシャワーを浴びる
⇒さっぱりすることができる
⇒お気に入りのTシャツに着替えることができる
トークンエコノミー
専門用語なので簡単に説明すると、望ましい行動を増やす(あるいは望ましくない行動を減らす)という目的で使われる支援方法です。
スーパーのポイントカードを想像してもらえるとわかりやすいと思います。
「500円お買い物ごとに1ポイント、30ポイント溜まったら500円分のお買い物券をプレゼント」
この1ポイントが「トークン」
30ポイント溜まったらの部分が「ごほうび」
500円のお買い物ごとにの部分が「ご利用者さんと設定するルール」
と考えてもらえればOKです
支援の現場に置き換えると
自分の気持ちをわかってもらいたくて、相手を叩いてしまうご利用者さんがいたとします
例えなので、細かい部分はざっくり省きます(現場ではこんなに簡単に済ませてないよってことは声を大にして言っておきます😊)
叩かずに1日過ごすことができたら1ポイント、30ポイント溜まったら、好きなレコードが1枚買える
これがトークンエコノミーの概要です
これに関しては「簡単に導入できるわけではないけど、上手く機能したら効果が期待できるかもしれない」というイメージを持ってもらえたら有り難いです
※実際自分も、トークンエコノミーを本格的に導入した経験がありません
次回は、支援にごほうびを使うことの注意点について書いてみようと思います
「マスター、向こうにいるじゃんけん弱そうな顔した客に一杯」くらいの軽いノリでサポートしてもらえたら嬉しいです🌈「福祉の本を買う(知的に充実)」「シュークリームを買う(精神的に充実)」など、より良い記事を書くために使わせていただきます🍀