私のアプローチ 【時計が読めなくなってしまったご利用者さんへ】その①
お会いできて光栄です
けんです✌
今回は、最近私が担当したケースから、「支援を組み立てる時の私の頭の中」を文字にしてみたいと思います
すべての福祉職員がこう、というわけではないと思いますが、いろいろ考えてるなぁ🤔と思ってもらえたら嬉しいです
早速ご利用者さんに登場していただきます
Jさんとお呼びしましょう😊
きっかけはご家族さん
ある日、Jさんの支援をしていた職員さんから声をかけられました
「ご家族さんから、最近時計が読めなくなってしまった」という内容の話をされたとのことで、可能であれば『時計を読む力』を復活させられないかという相談でした
直感が告げる「簡単にはいかないケースかも」
OK、じゃあ生涯学習の講座で算数を受講してもらって、追加でマンツーマン対応しましょうか!
という安直なケースではないなと感じました
Jさん自身が、時計を読めなくなってしまったことに特に不便を感じていなかったからです⌚
困っていないのに、いきなり時計を読む勉強を追加されたらちょっと抵抗がある気がします
そうかと言って、
「Jさん、時計が読めないと不便でしょ? ね?」
と強引に推し進めるのも違和感あります
まずは周囲の環境を知ること
『できたこと』が「できなくなってしまった」場合には、細心の注意が必要だと思っています
原因が全く予想外のところにあるかもしれないからです
(今日は真面目モードだなぁ😅)
ということで、以下の方法を確認していきました✏
ちょっと回りくどいと感じるかもしれませんが、アプローチを念入りにしておくことで、結果的にお互いの負担が減ることはよくあることです
①「時計を買い替えた」可能性
⇒声をかけてくれた職員さんに協力してもらい、ご家族さんに家の時計の写真を撮ってもらうことにしました
新しく買い替えた時計の文字盤がローマ数字だったから読めない、という可能性を考えました
②読み間違ってしまう時間帯の確認
単純に「寝起きでぼんやりしていて勘違いした」という話なら、私にも経験があります😊
まったくわからなくなったのか、部分的にわからないのかは雲泥の差なので、これはJさん自身にクイズ感覚で取り組んでもらうことにしました
③視力の低下
視力の低下で針が見えない、という可能性も捨てきれません
読める力はあるけれどぼやけて見えない、ということであれば、支援方法は全く変わってきます
これらを1つ1つ、Jさんの負担にならないように少しずつ確認しています🌈
検討結果と具体的な支援方法についてはその②で書いていきます😊
前後編での投稿も考えましたが、明日は大安なので「たかさんと私」の投稿日です🍀
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで👋
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