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【私のシゴト観】「私にしかできない仕事」を手離していく

今日は私のシゴト観を書いてみたいと思います

申し遅れましたがワタクシ、けんと申します🤣
障害のある方が通う「生活介護事業所(せいかつかいごじぎょうしょ)」で、ご利用者さんの身の回りのサポートをする生活支援員をしています

堅苦しい挨拶はここまでにして、ここからは「ああ、こんな事考えてる人もいるんだね〜」くらいに思って読んでください

くれぐれも「これが福祉の世界で働く人のスタンダードな感覚だ」とか思わないように😊
私を知ってる人なら大丈夫だと思いますが、念の為

私のシゴト観、それは「私にしかできない仕事」を手離していくことです。
大丈夫です、遠慮なく違和感持ってください

生活支援員は、ご利用者さんと向き合う仕事です。直接関わることもあれば、見えないところでのお手伝いや、制度面でのサポートなど間接的に関わることもあります。

最近、「私にしかできない仕事が増えすぎると、私がいなくなった時にご利用者さんが困ってしまうな」と感じることが多くなりました

決して、高い専門性や特別なスキルを発揮することを否定しているわけではないんです。あくまでも、ご利用者さんとの関わりの中で、「私でなければならない」という部分が増えることに不安を感じています

例えば、Aさんというご利用者さんがいたとして、発話がなく身振り手振りでやり取りをしているとします

支援者として、私が関わる中で、Aさんとのやり取りの仕方を覚え、日常生活には不自由しないくらいの意思疎通ができるようになったとします。

その時に「ああ、Aさんには私が必要なんだな〜」と思って、その関わりの中で時間だけが過ぎていく状態になったとしたら

・Aさんには〇〇さんがいれば大丈夫だろう
・〇〇さんに任せておけばいいか
・私が間違った関わり方をしたらどうしよう

という状況になってしまうかもしれません。こうなってくると「支援って何だろう?」という話になってきてしまいます

きっとそんな時にやるべきことは、Aさんとのやり取りの方法をできるだけ多くの人と共有し、「私でなければならない仕事」を手離すことだと思っています

Aさんは誰とでもやり取りができる、その中にAさんとのやり取りに慣れた私がいる。

そんなスタンスで仕事ができればいいなと考えています。

まあ、現実ってそう上手くはいかないもので…💧
嗚呼…わかってほしい現場のジレンマ

「マスター、向こうにいるじゃんけん弱そうな顔した客に一杯」くらいの軽いノリでサポートしてもらえたら嬉しいです🌈「福祉の本を買う(知的に充実)」「シュークリームを買う(精神的に充実)」など、より良い記事を書くために使わせていただきます🍀