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広々空間は快適! というわけでもない場合がある、という話
連日の暑さ、みなさんお気をつけください😊
今日のテーマは「広々とした空間について」
生活介護事業所で働いていると、施設の広さについて色々と思うことが出てきます
・人数に対してスペースが狭すぎるような気がする
・もっと個室がほしい
・ご利用者さんが一同に過ごせる広々とした空間があれば良いなぁ
人だけでなく、物の置き場所についても、もっとスペースがあれば良いなぁと思ったりしています。
さて、皆さんは「開放的な広い空間での支援」と聞くとどのような印象を持たれるでしょうか
ご利用者さんがのびのび過ごせて良さそう、と感じるかもしれません。
実際に、開放的な空間を好む人もいますが、必ずしも「広ければ良い」というわけでもありません
気持ちが逸れやすい
特性として、周囲の刺激に敏感に反応してしまい、自分が本来すべき活動に取り組めなくなってしまう人がいます。
その場合は広い空間よりも、ある程度区切られた空間のほうが集中できる場合があります
衝動的に動き出してしまう
周囲の状況にかかわらず、気になったら衝動的に走り出してしまうタイプのご利用者さんにとっては、「広々とした開放的な空間」は「思い切り走れてしまう空間」ということになります
あえて空間を区切ることで、支援者が余裕を持って対応できる距離感を作り出せる場合があります
狭い空間が合っている
できるだけ狭い空間にいることで落ち着くタイプの人にとっては、広々とした空間はかえって落ち着かない場所になってしまいます
決して広い空間がだめ、というわけではなく
特性や目的によって、快適さはそれぞれです😊
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