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【福祉施設での避難訓練】 「福祉と防災」について考えていること②

お会いできて光栄です 
けんです✌

先日私が勤めている生活介護事業所で、
火災を想定した避難訓練を実施しました

今回は、職員さんとご利用者さんそれぞれの立場から、
「なぜ福祉施設で防災訓練をするのか」について、
私なりの考えをまとめてみようと思います

消防法で避難訓練が義務付けられている

障害福祉サービス事業者には、年2回以上の防火・避難訓練をすることが義務付けられています

事前に消防署に届け出をして、通報の訓練などもします

私も経験がありますが、実際に119番通報して
「通報訓練です」とはっきりと伝えます

施設の住所や電話番号、
出火の状況や避難の状況、
施設にいる人の大まかな人数などを聞かれるので答えていきました

訓練とわかっていても結構緊張したのを覚えています

施設の住所や電話番号、
覚えているか試してみることをオススメします

なぜ訓練が必要なのか?

ご利用者さん

・いつもと違う行動に慣れる
変化がとても苦手なご利用者さんもいますが、いざというときに備えて経験値を蓄積することはとても大切です
「上履きのまま外に出る」
「玄関ではない場所から避難する」
など、ご利用者さん自身が避難行動に慣れることが大切です

職員さん

・避難マニュアルが機能しているかチェックする
ご利用者さんの顔ぶれが変わったり、障害が重くなったりするなどの理由で、去年まで対応できていたマニュアルが機能しなくなる恐れがあります

定期的に訓練をすることで、マニュアルを常に最新の情報にアップデートすることができます

・ご利用者さんの「緊急時の様子」を確認する
「○○さんは急に声をかけると驚いてしまう」
「○○さんは恐怖を感じるとその場に座り込んでしまう」など、
訓練を繰り返すことで、
ご利用者さんの特徴をより把握しやすくなります


私の勤めている施設では、火災が起こったら
・初期消火班
・通報班
・避難誘導班
に分かれて行動することになっています

ご利用者さんの命を守りきれるように、
訓練を繰り返していきたいです


それでは今日はこの辺で

ありがとうございました
また会う日まで

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