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共に創る

「和風でダークな作品にしましょう」

その言葉を聴いた時、”これはイケる”と思ったのを覚えている。
1月某日、ボカデュオのチームを組んだ。
チーム名は「待ツ宵」発案者はvocalのまっくろろさん。ロゴ及び参加カード作成は七生さん。
デザインもネーミングも、大好きだ。


「待ツ宵」チーム参加カード


年齢も住む地域も全然違う、そんな4人で半年間走り続けてきた。その成果が今回の楽曲「椿色」。
数時間後に公開されますので、聴いてくださると幸いです。

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半年前にチームを組んだ時、作曲家として真っ先に心がけたのは「チームメイトが楽しく、のんびりと作りたいものを作れるようお手伝いをする」ということでした。
あくまで主役は僕の音楽ではなく、チームで作った作品全てなのだということを意識して望みました。

この姿勢をとったのは、中学の頃に出会った敬愛する音楽家様の言動が大きく影響しています。
僕が知る限り誰かと作品を創る上で1番参考にできる方だったからこそ、その姿勢を見習おうと思ったいました。

今まで、僕にとって創作という行為はただ1人で創り、1人でチェックし、勝手にネットの海に放り投げるというもので、世間でいう「自己満」の世界で生きてきたのです。
客観的な意見が入らないことで、つまらないものになってしまっていたかとしれません。
でも、だからこそ今回のボカデュオは僕にとって大きな転換点になりました。

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テーマを「和風でダークな作品にする」ということが決まった時、とても嬉しかったのを覚えています。なにせ僕が作曲を始めるきっかけになった曲 (最初のnote参照) も、「和風」の楽曲だったからです。

今までは自分で歌詞を書くことはなかったのですが、今回は自分に出来ることを精一杯やるという気持ちで作詞にも挑戦しました。書き終えるのに1月ほどかけてしまいましたが、いいものが作れたかなと思います。

僕らのチームは取り掛かりが早い方で、3月にはデモの音源を納めていました。どんな反応が来るかとビクビクしていましたが かなり好評で安心したのを覚えています。

それから作品を作るたび、創作に行き詰る度、打ち合わせ(たまに雑談)に付き合ってもらいながら、何度も何度も修正しました。

今回の楽曲は、人生初の100回程度の書き出し回数を記録しています。(パソコンが悲鳴をあげながら落ちることも度々…w)

そんな楽曲だからこそ、皆さんに是非聴いていただきたいです。
書きたいことはまだまだ沢山ありますが、それはボカデュオ期間中に随時更新します。


まとまりのない文章になってしまいましたが、今回のノートはこれで終わりです。駄文にお付き合い下さりありがとうございました。



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