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韓国でカラスをあまり見かけない話。

こんばんは。
実は今、日本に一時帰国しています。
韓国はもちろん大好きなのですが、
日本のこのゆっくりした雰囲気はやっぱり安心しますね。

そして帰って来て、改めて感じたこと。
日本にはカラスが多い!!!

そんな事はもちろん知っていましたが
数年日本を離れたからこそ、強くそう感じます。

あぁ、カラスが飛んでいる風景は当たり前じゃなかったんだなぁ。
とさえ思ったり。

韓国はというと、日常生活の中で多く目にするのが
韓国語で「カチ」、日本語では「カササギ」という鳥なんです。
黒い体に白いお腹、羽の一部は綺麗な青色、
目はくりくりしていてとても可愛い鳥なんです。
(今考えてみたら、カチを撮った写真が一枚もありませんね…)

カラスより少し小さいのですが、
地面をぴょんぴょん移動する姿を見ると
やっぱりカラス科なんだなと感じます。

韓国ではマンション周辺はもちろん、歩道や公園、
あらゆる場所でカチが生活しています。
カチを目にしない日は無いですし、
カラスと同じようにゴミ捨て場の食べ物を
漁ってしまったりもするのですが、

不思議と「カチは嫌いだ」「カチへの対策を」
という声は聞こえてきません。(私の周囲だけでしょうか…?)

そしてカラスのように不吉なイメージを持たれる事も無いんですよね。

そう考えると、生きる為に一生懸命なだけのカラス達が
ちょっと不憫だなぁと感じたり。

まぁ、カラスの群れは本当に大きいので
「カラスの大群」というものが、嫌われてしまったり、
人間にとってデメリットでしかないのですよね。
何だか、やるせない気持ちになります。

そしてタイトルに「あまり見かけない」と書きましたが
もちろん韓国にもカラスは居ます。
ただ、人の居住地にはあまり居なくて、
畑や田んぼが広がっている場所や、
山や自然が多い所でよく見られるなぁという印象です。

カラスはもちろんですが
カチも縄張り意識がとても強いので、
カラスは追いやられてしまったのかなと思います。

(ちなみに、スズメはカチの縄張り内でも問題なく生活しています)

そしてそんなカチ(カササギ)ですが、
日本でも多くの場所で生息しているそうです。

私の故郷にも生息しているというのですが…
なんと今まで34年間、見たことがないんです。

韓国でとても親しまれ、今では私にとっても
当たり前の存在のようになったカチ。
ぜひ日本でも見てみたいものです。


結局、カチの話になってしまいましたが、
正直私はカラスのことが嫌いではないし、
むしろ綺麗だなぁと思っています。

人間視点、カラス視点で考えることが出来たら、
少し見え方が変わるのかな。と期待しながら、、、


最後まで目を通してくださって、ありがとうございました。
明日もいい日になりますように。






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