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ご自愛のすすめ。痛かったらもしもし、してみよう。

社会人になって、電話の出方を習った。

お電話ありがとうございます。
○○の✖️✖️でございます。
いつもお世話になっております。

電話でもしもし、って言わないんだな。
世間知らずの新入社員だった。

時は過ぎ。

母親になって子どもを小児科に連れていくと、
先生たちは言う。

もしもししてみようね

もしもし!

聴診器で音を聴くことをもしもしと言う。
これは子育て界の常識のようだった。
先生は心臓やお腹の音を聞いてくれる。
身体は音でサインを出している。

ちなみに、もしもしの由来は「申し上げる」。
申しているのは先生でなく身体の方。
そんな事は置いておいて、
大人も時に自分にもしもししてみたらよいんじゃないかなと思っている。

例えば。
最近眠ても寝足りない
唐揚げ、最後の2個は食べない方がよかった
子どもにクマを指摘され辛い
肩と背中がバキバキ
喧嘩して一応謝ったけど納得できない

ま、しょうがないかで済ます前に。
もしもし、してみよう。

もしもし、どこかいまいちですか?

なんなら処方箋も書いてしまおうか。

寝る前にアイピローしますか
今度は唐揚げに大根おろしをつけますか
今日はパパ帰宅を待たずに洗濯して寝ちゃいましょうか
子どもに背中を踏んでもらいましょうか
怒ったのは悪かったけど私も悲しかったんだよと言ってみましょうか

出来ることがあるならラッキー

お母さんだから、自立した大人だから、三十路や四十路だからなど。
やり過ごすこともできるかもしれない。

けれど、もしもししてみよう。
少し元気になれるかもしれない。


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