親がおかしい 毒ですか?
(陰毛を濃くしたい)
これは、私の母が以前、皮膚科で相談した本当の話です。
ストレスのために陰毛など、体のあちこちの毛が薄くなってきたのですが、これは病気なのだろうかと心配になったらしいのです。
(髪ではなく、主に陰部)
私の母は、病気や体調には人一倍敏感な人だということもあるでしょう。
以前、母の手を見て「リウマチでは?」 と待合室のおばあさんに言われて、さっそく病院で検査。
何でもなかったということもありました。
皮膚科にて医師との会話です。
「陰毛が薄くなったのですが、ストレスでしょうか?」
看護師立ち合いの元、実際に見せる。すると、医師は、薬を提案しました。
「そうかもしれませんね、増毛する薬もあります」
「それ、おねがいしようかな」
「でも、今脱毛している人も多いですね。必要ないのでは?」
そんな会話が母と医師の間でされたと本人が何回も話していました。
受け狙いではありません。真剣です。
なかなか脱毛しても増毛ってしないですよね。
「毛が生えているのは元気な証拠。うらやましいわ」
陰毛が部屋に落ちていたなんていう話からそんな会話になることも。
「看護師がいるから大丈夫だったわ」いやいや、そーいう理由?
以前、かかりつけの内科で母は注射をするとすぐによくなると思い込み、しょっちゅうその内科に行っていました。
しかし、そこの医者に若い時だが、セクハラされた経験があるらしいのです。
(二人だけの時に下着のパンツに手を入れてきたので、たたいたとのことだ)
母もまだ若かった時なのでないことはないのかもしれません。
しかしながら、訴えるどころか、父も黙ってしまい、なぜかいまだにそこの病院がかかりつけで、看護師さんとも仲良しになっています。
この病院はとても人気があり、評判も悪くありません。
一年に何度も胃腸のかぜになるということで、この薬ならすぐ効くと思い込みが激しかったり、注射もここの注射は良く効くと思い込む傾向があります。
整形外科に通っていた時は、4時間待ちとか当たり前だったらしく、様々な人と話していました。
きっと人が好きなのだろうと思います。
以前は待合室で健康食品を勧められて、その人のうちに初対面なのに行ったりしたこともありました。
最近は、待合室で「牧場を持っているんだけど、無料であげる」といわれたらしいのです。
コントのような嘘のような本当の話なのです。
(断捨離で家庭崩壊)
私の実家は段ボールを畳まずに保管。昔の私の部屋1つがダンボールの山で埋まっています。
ものを大切にしていて、私の小学校時代の弁当箱や鍵盤ハーモニカ、絵の具など残っています。
後々大変なので、捨ててほしい、しかし、絶対私の話に従わないので、夫がものが多いならば業者に頼んだらと言ったのを思い出しました。
お金がかかることは避ける実家なので、きっと片付けるよね! 業者に頼むよりは、自分でやったほうがいいよねと提案しました。
断捨離は雑誌やテレビやフリーペーパーなどでも取り上げられているので特別おかしな話ではありません。
物があふれる今の時代にはむしろ必要なことだと思います。
その後、母がおかしくなり、あんたたちのせいで、生きる気力を失った。死ねというのかと! 怒鳴り、一晩中泣いたと言われました。
しかも、財産は寄付してやる! などと言われました。私の父は財産を孫やひ孫にやるために節約して生きています。寄付ですか?
意味がわかりません。でも、のちに何事もなかったかのように母が通常に戻る、こういうことはずっと前からです。
父も涙したそうです。なんだか親不孝しているみたいですが、そういったつもりはありません。
断捨離、割と普通に実家に提案する時代だと思いますが、普通ではないと父からも説教されました。
持ち家なので、腐らないからそのままにしておけ、孫に片付けさせるという提案もされました。
私の子供時代の絵本は私の孫にやらなければ、財産がなくなるとか、苦労人なので両親共に節約家です。
母は毒親育ちらしく、今になり精神的に崩壊している原因かもしれません。
どんなにたくさんの遺産を相続しても、質素倹約は変わらない、いいことですが、難しい家族の問題です。
母は、常に体が大変だと不幸しか嘆かないので、疲れました。飲んでいる薬を聞いただけで母が精神がおかしくなり、責めてきました。警察みたいな尋問するなと父も私を責めます。
(不妊症じゃないのに不妊治療&過干渉)
結婚してから、子供が生まれてさらに密着や過干渉はひどくなります。
赤ちゃんを連れてママ友と焼肉なんて危ないから禁止と言われました。
毎日父の送迎で実家と自宅の往復でした。まさに共依存でしょうか。
赤ちゃんは手がかかりますから、助かる部分はありました。
しかし、要求はエスカレートします。
こどもは3人産め。孫の習い事は、音楽、英語、スイミングは必ず。
飛行機に家族で乗ると言うと、葬式は?土地はどうなる!! と怒鳴られるため、なかなか遠方には行けません。
そして、夫は40過ぎていたので、早めの妊娠が望まれました。
年子だと大変なので、2歳違いで2番目の出産を考えました。
1番目は自然妊娠でした。私、不妊症じゃないし当時若かったしすぐに授かりました。
2番目は夫の気持ちの問題で子作りはできませんでした。
産婦人科に不妊治療に行くことに。私が不妊症じゃないのに。
看護師さんに
「あなたが相手をその気にさせないからだめなのよ」
心無い言葉をかけられました。
夫は平日は仕事のことで頭がいっぱいだし、第一子目の赤ちゃんがいると、集中して子作りは無理なのです。
とても気難しいのです。
産婦人科で実父の送迎の元、1度の人工授精で第二子を授かりました。
第三子も望まれましたが、夫があまりにも育児や家事に協力的ではなかったのです。
しかも、臨月の妊婦時代に口論になり「俺の家だ出ていけ!!」という酒乱ぶりを発揮したため、第二子で最後にすることに。
お酒を飲みすぎてストレス発散する場合、なにかと文句をつけるのです。
でも、普段は優しい。サイコパス要素を持っています。
そして、出産後、私もお金を出して家を買いました。
みんなの家です。夫の家ではありません。
それから、父の心配と干渉は続くのですが、夫には何も注意できないようです。他人ですからね。
ホステスのごとく夫に接しろ、と命令されます。
実母に相談すると寝込みます。
「あんたのせいで具合悪くなった、入院だと言われた」と言います。
義理母に相談すると
「祈りなさい」と言われます。宗教熱心なので本気でアドバイスされます。
夫がポストが黒いと言えば黒いと同意すること。
カラスが赤いと言ったら赤いと同意すること。
大正生まれのおばあちゃんのセリフです。
そんな時代は、令和時代には終わったと思われますが。
(親がしんどい)
母は拒絶、関わりたくない、娘の幸せを望まない型です。
心のどこかで嫉妬する。女対女の戦いがあるようです。
電話の横に「娘からの電話にはでない」というオレオレ詐欺まがいのメモを貼っているくらいです。悲しいですね。
話していると具合が悪くなるみたいです。
たとえば夫の奇行や暴言などを話せば私が悪いという話で説教され、しまいには精神科で薬を私が処方してもらえという方向に行きます。
本気です。冗談ではありません。
「おまえはあたまがおかしい」と実父に言われたこともあります。
とにかく、自分たちの基準からはみ出たり、離婚するとかそういったことは全部おかしなことで、具合が悪くなるから、精神科に行けという理屈です。
とにかく我慢しろ。
そんな親です。母と揉めたら父が録音を聞いて裁判のように悪い方を決めるそうです。
悩みを相談したら母が歩けなくなり、病院を受診したら、入院を勧められたそうです。歩けないの基準がわかりませんが。
入院が嫌で、別な紹介された病院ではちゃんと歩いて行ったそうです。そうしたら、入院の話は無くなりました。
ちなみに歩けないということで整形外科も受診したそうです。異常なしです。
ドクターショッピングというのでしょうか。
異常を少しでも感じたら病院に行くので、命に関わる病気にはなりにくいのです。
原因はパニック障害だったそうです。
自分が世界で一番ひどいと思っているので、母は、常に具合が悪いようです。
もう私たちに関わらないほしいと、実家に子供と行っていた時に手紙を書いてきたり、娘と合わないとむかえのおうちに飛び込んでいって、宗教に勧誘されたりということもありました。
特に最近は母の体調が悪いようです。というより体調がいいときはありません。
健康診断では太りすぎ以外、問題がないので健康ですが心が健康じゃないのです。
世の中の娘のいる母親は大変だと言います。里帰り出産がある娘がいるって大変、と思っています。
なんだか寂しいですね。
私に彼氏ができたときには手紙を書いてきました。
一晩眠れなかったと落ち込んだ様子の手紙でした。もう20歳くらいになるころだったでしょうか。
(親がおかしい)
最近も母親がおかしい。会えば、体調がおかしいとかあんたのせいでこうなったような責めてくるような言動が目立つようになりました。
二人で内科に行った時のことです。
母は何か月も断捨離を思い悩み、私のせいで一番大切なものから捨てた、体調が悪くなったという責める言葉を病院の待合室で浴びせました。
私はそういったつもりはなく、気軽に私の子供時代の絵の具とか捨ててねという意味だったのだが。
そして、母は病院の待合室で過呼吸はひどくなり、涙を流しはじめました。私は特に親不孝していないと思っていますが。
ところが、受付から会計で呼ばれたり、薬局で薬剤師さんとの対話は急に普通の元気な人になるのです。
他人を責めることは絶対にしない。本当に良い人になるのです。
2面性だろうか、外面がいいということだろうか?
ところが、二人だけの会話になるとあんたのせいで入院になりそうになったとかとにかく攻撃的です。
医者にはわからない別な顔があるということです。
母は自分が悪いとか縁を切られるなんて思っていないのです。
もしも、私が縁を切ると言ったら、もっと体調が悪化して、あんたのせいだとなるだろうと思うのです。
手紙でもう来ないでほしいと書いてくるような母ですが、すぐにけろっと忘れてにこにこに変わったりするのです。
【鯉の洋服の話】
「この柄ヤクザみたいだよね」
私が母に冗談で言いました。ところが、なぜか母激怒。
「二度と着ないわ、気に入っていたのに。ひきだしの奥底にしまったわ」
と言われ、二度と着ていません。弁解しましたが時すでに遅しです。
【手術前の人の前で喪服を買う話】
父が癌になり、手術をする前の話です。
手術を控えた父と買い物に行ったときに、母が言ったのです。悪気はありません。
「私礼服(喪服)ないから買っておくわ」
母が父を待たせて買い物に行ったそうです。
【3時間座り込む母】
結婚後、まだ実家に住んでいた時。
夫が帰宅後、母がなかなか話が止まらずに、引き留めてしまい申し訳ないと電話で謝ったのだが、その電話を偶然部屋の前を通った時に聞いてしまったらしいのです。その後、申し訳ないことをしたと3時間座りこんで動かなくなってしまったのです。
【洋服屋に怒鳴られて出禁になった話】
友達のように毎日通っていた個人の洋服屋に怒鳴られた母。お客様は神様じゃないのでしょうかね。
【せいぜいいい家庭をつくるがいいわ】
実の母が結婚する娘に言う台詞でしょうか? 記憶力がいいはずの母はその言葉を言ったことすら忘れています。
母からの電話が来れば、体がひどい話、私や身内を責める話、同情してもらえないと、怒りだし泣き出すこともあります。しまいには財産を寄付すると言い放ち、父と喧嘩に。しかも、冗談だったと言ったり、言ったことを忘れたりします。毒をいかんなく発揮するのです。電話は本当にあった怖い話が始まる道具なのです。電話の横に娘からの電話はでません。父に代わることと書かれているメモが貼られていました。
無意識に母は娘と競争しているのかもしれません。
成人式に私が祖母に着物を用意してもらったのをうらやましい、ずるいと言っていました。
母は毒親に着物を成人式には用意してもらえなかった過去があるのです。
大学の学費もいつとめられるかおびえながら生活をしていたとか。
母の親は毒親です。
車の免許取得のお金も親に出してもらって、ずるいと言われました。
実の母が娘に言う台詞ではありません。
しまいには私の父の取り合いになると錯覚しているようなのです。
世の中の母親と娘がそんなことになるのでしょうか。
女対女の闘い……
子供が言う。おばあちゃんは、体の動きが遅いのに、心の動きは早いよね。アップダウンの心の浮き沈みに指摘しています。娘がひどいことを言う、娘と合わないと医師をはじめ、近所の人、みさかないなく言うのはやめてほしいです。
還暦過ぎて世間知らずということを堂々と公言する母。天然だが毒を無意識に撒き散らす母が不思議な行動をとったり、トラブルになったり笑える話から笑えない実話までご紹介。娘とうまくいかないとご近所に深夜飛び込み訪問。宗教の勧誘に乗ったこともありました。
父は頑固で心配性で過干渉管理型。でも、みんな悪気はない。一生懸命生きています。
一体何が普通で何が普通ではないのかもわからない。そんな状態が続いています。
いつ何時一寸先は闇のような事件が起きてもおかしくない、ハラハラしながらの親子関係は普通ではないのかもしれません。母は毒親育ちのアダルトチルドレンなのだと最近、私が認識しました。言葉の裏を読めない、空気が読めない痛い大人です。
全て本当の話です。世の中はコントよりも奇妙でおかしなことがいっぱいあるのだと思うのです。
最後に、去年の秋になるころ、母は精神病院に強制的に入院となりました。食べられない、寝たきり、だけど、夜中に食べたり、父のいない時間に活動していたようです。1か月に2回、10分しか面会はできません。父は豆に行きますが、私はたまに行くような感じです。でも、行かないといけないのかな、罪悪感に苛まれます。多分、もう自宅での生活は無理だとは結論は出ています。