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お散歩時間 2/8
住む場所では雪はほとんど降らないから、冬の風景は華やかなものではない。それでも水仙や蝋梅、梅が咲き始めるとワクワクする。
だが、雪が降る地域の春の訪れは格別だと思い返す。
実家の東北では冬は白の風景だ。真っ白な冬の風景が少しずつ雪が溶け地面が見える。雪と地面との中に蕗のとうを見つけた時の「春が来た!」と感じる瞬間は、格別だ。
春の訪れの前には冬が必要なのかもしれない。
冬の寒さ、厳しさを感じるからこそ、春の温かさ、色づく楽しさを感じられるのかもしれない。
生きていく中で、辛い時がある。冬の時期にあたるのかもしれない。冬の後には必ず春はやってくる。必ず来るのだ。冬は耐えるだけじゃない。耐えながらも芽吹く春の後の成長準備期間でもある。冬だとうつむくことはないのだ。
冬は必ず終わる。そして必ず春はやってくる。
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