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私が筋トレやランニングをやらない理由。


今私は「ゼロトレ」の運動法をベースに
ほとんど寝た状態でのLessonをしています。

この寝たままで、なぜ身体が変わるの?

と疑問に思われる方多いと思いますが
私もその1人でした。

もともと学生時代はバレーボールを
ずっとしており、就職先も消防士という
体力、筋力をずっと維持し続けなければ
ならないハードな環境で、10代〜20代
は走ったり、ジムで負荷をかけてずっと
鍛え続ける日々を過ごしていました。

そのおかげで大きく体重が増えるという
経験はほとんど無かったんですが、鍛え
つづけてきた結果

私の太ももはパンパンにたくましく育ち、
腹筋もバキバキに割れて筋肉系女子に成長。

体重はずっとキープできていたので
これで良いんだろうなと思っていましたが

太ももがパンパンな自分の体型に
コンプレックスをずっと抱えたままでした。

2人の子供を出産後30代後半になって、
「体重を落として、体型をキレイにしたい」
というよりも

「今の体型をなんとかキープしなければ」

と細胞の衰えを感じ始め、
20代の頃と同じような運動をしても、
なかなか体重は落ちないし、

メリハリのないポコっと飛び出した
自分のお腹に今までの自分じゃない!

と焦りを感じ始めたんです。

今までのように、
闇雲に5km.10kmと走っても、
1時間以上ジムで闇雲に筋トレしても、
20代の頃のように簡単に落ちなく
なってきたし、

ハードな運動を私はこの先いったい
何歳までやり続けないといけないん
だろう...と

漠然とした不安の中にいました。

自分のボディラインが乱れても誰にも
迷惑かけないし、誰が見てるわけでもない
のですが、やっぱり自己肯定感が下がる
のが嫌だったので、何かないかなと思って
いた時に


テレビで「ゼロトレ」が紹介されており、

「寝たままの運動で痩せて、不調が改善する」

というのを見て、想像以上に簡単すぎる
運動法に衝撃を受けて見よう見まねでやって
みたんです。


それまで、
自分を追い込んで消防士時代は毎日
ジムへ行き筋トレと有酸素運動をし、

体型維持のためにハーフマラソンや
フルマラソンに毎年挑戦してて、

それでも身体をキープするのが
やっとだったのに、


ヨガマット1枚のスペースだけで、
しかも動きはゆったりと力を抜いて
とにかく頑張らなくて良い運動法
だったんです。

気持ちが良くって、
やった後は身体が軽くなるけど、

これであってるの?
こんなんで良いの?

とただただ不思議でした。


身体を理想の体型に近づけるには

「動いてなんぼ!どれだけ汗を大量にかけたか」

とかそんな指標でしか、
身体を整える事を見ていなかったので、
全くその効果や身体を整える本当の意味
を理解していませんでした。



そこからゼロトレ公認インストラクター
の資格を取得し3年が経ち、

その間に沢山のお客様の身体を見させて
いただいたり、自分自身の身体と向き合っ
たりしていく中で、


ゼロトレの運動法は、


1つの運動法に対し1箇所だけを整える
のではなく、色々な部分がいっぺんに
整うように緻密に計算されて、

あれだけシンプルな5つの運動法に
まとめられてる。という事を理解
できるようになっていったんです。


そもそも、
なぜあれだけ筋トレしても走り込んでも
体型は変わらなかったのに、今はほぼ
運動はしないのに体型を維持できてるのか?


それは、

本来の位置に身体が整ってきた


からなんです。

本来の位置とは「ゼロポジション」
と言っているんですが、

立った姿勢を横から見た時に
耳、肩、肘、手首、膝、足首が一直線
になった状態のことです。

以前の私は学生時代から前モモを
使い続けた事や、

妊娠中にお腹を支えるために、
前モモの筋肉がどんどん縮んで、

それに引っ張られるように
骨盤の位置がズレた状態になり、

歩いている時も、走ってる時も
前モモを使って身体を支えてる
状態になっていました。


なので歩けば歩くほど、
走れば走るほど太ももは
どんどん成長して行ったんです。


今レッスンに来ていただいてるお客様
も今までの体の使い方で縮んでる箇所
があって、その部位は1人1人違います!

そして長年の姿勢の影響で、
その縮んでる箇所は1箇所どころか
体のあちこちが硬く縮んでしまい、

縮んだ筋肉に引っ張られるように
骨格はズレているんです。

縮んだ筋肉の影響で、骨格がズレたまま
筋トレや有酸素運動を闇雲にやってしまうと、
逆に体型を崩す原因になってしまったり、

身体を健康にしようとせっかく運動
したのに、逆に痛めたり不調を起こし
てしまうんですよね。


筋トレやマラソンなどは健康維持や
若々しさを保つためにはとても良い
ツールです。

ただ闇雲にやってしまうと
腹筋を鍛えるはずだったのに、
無意識に力が入りやすい肩
にばっかり力が入って、

終わった後に肩がこって重い...
なんて事になってしまいます。

今自分の身体はどこが縮んでいるのか?

そこが分かっているだけで、
なりたい理想の体型にどうやって
向かえば良いのかが明確になるんです。


何故なら、
私たちの体型を崩し不調を起こしてる
元凶はその「縮んでる箇所」だからです。

原因がわかれば、
改善するアプローチ法は沢山あるので、
後はそれを繰り返してやり続けていく事で、


さらに別の気づいてない
身体の小さなクセに気づき、
またさらに正しい体の使い方が
できるようになっていく。

この流れで実際身体が
みるみる整っていかれてる方が
増えてきています。

3年前から継続されてるお客様は
私と同じ時期からゼロトレの運動を
始めてるので、

今では自分の身体の縮んでる箇所を
把握しており、そこを縮めさせて
しまう自分の体の使い方のクセや
身体を固めてしまう感情が出る状態
までも把握してる方もいらっしゃいます。

なので、
どんどん普段の無意識レベルの姿勢が
「ゼロポジション」の姿勢に近づいて
きているので、

姿勢の意識だけで、運動はほとんど
入れずに体型を維持されています。

そして身体を固めてしまうもう一つの原因
「感情」の部分にも気づいてあげることができ、

「人と喋る時に肩がすくむクセがあるから、
 肩周りが固く縮んでるんだね。」

「忙しい日が続いてストレスかかってたから
 呼吸が浅くなって、無意識に息を止めてて
 肋骨が開いた状態で固まってるね。」


というように、自分の事を体を通して
客観的に見れるようになってきてます。

それは、ゆっくりリラックスして
深い呼吸で整えていくからこそ
見えてくる身体からのサインです。

これをガシガシ大きな筋肉を使って
動かすと、使い慣れた部分が勝って
しまうから、見落としてしまう。

感情も一緒で
毎日のやらないといけないタスクに
追われてると、

自分の心が本当は疲弊してるのに
気づいてあげれなくなるんです。

だから、ゆっくり呼吸を通して
身体を整えていく「ゼロトレ」
の運動法は継続すればするほど

心も身体も


本来の位置に戻る


身体を整える事を目的としてスタートしても
そこから心までも客観視できるようになり、
身体と心のバランスを整えていける。


そんな「ゼロトレ」の運動法を
これからも丁寧に伝えていき、

身体が整う事で自信が持てるよう
になったり、活き活きとした日々
を過ごせる方が1人でも増えるよう
これからもお手伝いしていきます。

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