栗山監督に学ぶ人間学

私は毎月致知を購読していますが、8月号にも特集が組まれていた、栗山英樹さんの話を今回はさせていただきます。

大谷翔平を育てたり、WBCで世界一になったり等、栗山監督の活躍を知らない方の方が少ないのではないでしょうか。

しかし、栗山監督がどんな方で、どうやってその成果を上げられたのか、意外と知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

栗山監督は八月号でも、「素晴らしい選手になるためには、より良い人間にならなくてはならない」と仰っています。たくさんの栗山監督の人間性を表すエピソードがありますが、選手を最後まで信じ切ること、どんな人に対しても同じ行動が取れることなど、多く心を動かされました。

栗山監督のエピソードも含めて、今回の円覚寺管長の横田南嶺先生との対談で、私がポイントだと思ったことを書き出します。
・人生で本当に困った時に「これどう思いますか」と教えを乞う師匠を持ちなさい。
・拍手は人をダメにする。魂が綺麗に磨かれた状態だと、物事がいい方向に進む。
・運を引き寄せるためには、人のために尽くしたり人に喜んでもらったりする事が大切。
・監督としてスーパーヒーローを求めるのではなく、練習の段階から自分にできることを確実にやらせること。
・座っている時も立っている時も姿勢が大切。
・「なりたい」と「なる」は違う。大成している方は、早い段階で「絶対そうなる」と決めて真っ直ぐに進んでいる人が多い。
・親の愛は海より深く、山より高い。
・「九割が道の半ば」最後まで死を覚悟して泥臭くやり切ることが大切。
・監督として「とりあえず行ってこい」と「ここはお前しかいない」と送り出すのでは、選手に伝わる力が全く違う。
・自分で考えて自分で答えをだす努力をすることによって、失敗がプラスになる。先輩として、自分で考えて成功する経験をさせる事が大切。
・大成した人は、人知れず尋常じゃない努力をしている。

あげればキリがないですが、私がポイントだと思った点です。リンクに致知に出ていらっしゃる栗山監督のページを貼っておきますので、是非皆様ご覧ください。

私は栗山監督と目指すべき夢は違うかも知れませんが、人生の師匠として今後も学ばせていただきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?