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第二話⑮

「安全に生活をするためには、自然のルールを知らなくちゃね」
「あの時、ルルがカラスさんの所へ行ったでしょう。だからすごく心配だったのよ」
「でも、ブロンコは、いつもと同じだったよ」
あの時ブロンコは、ルルに呼ばれるとすぐに、仲間たちから離れて ルルの所に飛んできたのを、思い出しました。
あれは仲間たちを怒らせたくなかったからだと、今になって気がついたのです。
ルルはテリーが言うように、自然のルールをもっと勉強しなくてはと反省しました。
「でもね お母さんが、明日から外に出てもいいって!」
「本当?よかったね!」
「ルルなにか、わたしに用事があったんじゃないの?」
「うん!実はね、キャシーばあさんに言われたんだ」
「あら ルルは、キャシーばあさんを知っていたの?」
チーちゃんは、ルルが商店街の裏手まで行けるようになったことに驚きました。

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