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「中学受験は環境を買うもの」その意味を実感する大学附属校の中学生活一年目

こんにちは、ぽんままです。
今回は中学受験のその後、私立中高一貫校・大学附属校の生活についてのお話を。

中学受験未体験&超庶民の我が家にとって、私立中学は未知の世界。期待と不安いっぱいで進学しました。

とはいえ、私自身が私立高校出身で多少は私立中高の世界を知っていたので、公立との違いはある程度予想できていたのですが。まあ、この予想は大きく覆されました。

結論、選ぶ学校で全然違う。
この一言に尽きると思います。

娘校は大学附属校で、小学校から大学までのエスカレーター進学をする子が多くいます。娘の入学時点ではおよそ半数が小学校からの内部生。中学受験の世界というより、小学校受験層とのギャップのインパクトが非常に強かったです。桁違いのお金持ちがいーっぱい。ギャフンと言わされまくりました。

入学から一年が経とうとする現在はそのギャップにも多少慣れてきましたが、やはり驚かされることばかり。海外研修や留学の話題は頻繁に飛び交い、まったく考えていなかった我が家も渡航ムードが濃厚になるなど。もちろん素晴らしい経験だと思うけど、超庶民の我が家には負担大。なんとか頑張らないと、と奮起する毎日です。

土日や連休のたびに、インスタには豪華なレストランや国内外旅行のストーリーズの百花繚乱。不特定多数の素敵な報告をうらやましがる娘、それをなだめる私。そんな日々の繰り返しに疲れる部分はあります。

でも、お友達はみんな意識が高くて、勉強や部活に全力投球する子ばかり。受験に打ち込んできた子は向上心と粘り強さが人並み外れており、そんな子たちに囲まれる日々はまさにプライスレス。お金では買えない価値にあふれています。

内部生のコミュ力の高さやハイクオリティな英語力やプレゼン力も素晴らしく、娘は学校生活全体を通してさまざまな学びを得ているようです。「〇〇ちゃん、英語がペラペラですごいよ!」「△△くんのプレゼン資料、激早で作ってくれたのにまとまっていて感動した!」など、娘はクラスメイトや部活仲間などからそれぞれの魅力を感じて刺激をもらっています。

超庶民の我が家が立派な学校に入らせてもらい、正直ちょっと肩身が狭い気持ちはあります。でも、校長や副校長をはじめ素敵な先生たち、そして素敵な仲間に囲まれる学校生活は、授業料や諸経費の価値をはるかに超えています。

中学受験は賛否分かれることが多いですが、「環境を買う」といわれる所以はこういうことかと肌身に感じています。

「よい大学に入れるため」「高学歴・高収入へのルート手段として」と考える方も多いと思いますが、そうした将来は実りある中高生活の先にあるもの。我が子がこの学校でどんなふうに中高生活を過ごせるか、そんな意識で考えることで、中学受験がより豊かなものになるのではないでしょうか。

それでは、また!

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