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17年、わたしの心に巣食っていたもの

Note は去年かおととしより続けていましたが、先月末からの鬱(幸い今はかなり落ち着いています)をきっかけに、別アカウントを作って、こうしていろいろ綴っているわけですが。

表玄関のほうでは、陽気で前向きなことを綴っています。実は先ほども一本、数学、というか物理数学のトピックでアップしたところです。

私が6歳の時、事実上のほぼ全身不随を味わったことは、何度か述べたとおりです。どういうわけか理科まんがのシリーズを私が気に入って、それで父が夕方になると職場から家に帰る途中に本屋に寄っては、一冊買って来てくれて、それをいつも嬉し気に読みふけったのでした。

やがて小学校に進みました。理科の授業は、私にとってはすでに答えを知っているクイズをばんばん解いていくような、ゲームの時間でした。

天才扱いされたのもむべなるかな、です。

それはとても居心地が良くて、楽しくて、愉快で、その裏でいつも背中合わせの怖さがありました。

成人してしばらくして、狂気のハイパースペースに放りだされ、大学病院の心療内科(精神科ともいう)でロールシャッハ・テストを受けて、下された診断はすさまじいものでした。そのなかで今でも印象に残っているのは「強い知的劣等感を抱えている」というコメントでした。

どういう仕掛けでそこまで読み取れるのか今でも不思議に思います。とにかくその診断を、担当医師さんから読み上げられたとき、感動に近い気持ちも少しばかりわいたような気がします。自分が幼少時よりずっとずっと、独りで抱えていた恐怖感を、ようやくお医者様が心のレントゲン撮影で突き止めてくれたのだから。

6歳のとき、あの病床で植えつけられたものが、23歳になってようやく確認されたことになりますね。


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