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自作の詩や詩にかかわる文章を掲載します。 自身が気付いたこと、他の人の表現からインスピレーションを得たもの、など、つぶやきを詩のような形にしました。
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2024年4月の記事一覧

【詩】仮の夜の月

陽を閉ざした 二人だけの秘密の部屋に わたしの月が 昇る 欲望が滾る 仮の夜に わたしの月…

しおん
2か月前
9

【詩】春の夜に零れ落ちるもの(「春の夜」改め)

春の夜は滲み わたしの心から 零れ落ちるものたち わたしの内なる月は 滲む夜を 引き寄せ …

しおん
2か月前
10

【詩】おてんとさまとおつきさま

おてんとさまは 見ていると おてんとさまに 恥じることを してはいけないと 手渡されてきた …

しおん
2か月前
11

【詩】うさぎ跳ぶ

春の海 波立つ原っぱ うさぎ跳ぶ 今宵帰るか 満月の宴

しおん
2か月前
16

【詩】月を見る

わたしが見る月は あなたが見ている月 あなたが見る月は 誰が見ている月なのだろう トップ…

しおん
2か月前
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【詩】うちなる月

月の巡りが途絶えた わたしに 満ち欠ける月は 変わらず まなざしを送り 光の筋は 微かに震え…

しおん
2か月前
9

【詩】新月の夜に

新月の今夜 星の林を縫って あなたに会いに行こうと 思っていましたのに 春の涙が こぼれおちてきました 衣と肌は ひとつになり 手探りで進む指先は 棘に守られた新芽に触れて 血が滲みます それでも 柔らかな苔は 素足を包み あなたの 口づけのように わたしを愛おしみます 何も見えず 何も聞こえず 闇は 美しい静寂となり わたしは あなたへと 誘われます

【詩】崖

下に引きずり込む力には 逆らえなくて 誰かに繋ぎ止めてほしい わたしをここに この足をこ…

しおん
3か月前
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