10/3 イギリス(1)
朝5時にセットしていたアラーム(と、お母さん)で目が覚めた。
結局眠れなくて2時半くらいまで起きてたから、仮眠だなこれは。
どうしよう、今日は移動日なのに既に物凄く眠い。
シャワーを浴びて、手荷物制限の8キロを上回っていないか確かめた。
出発のまえに計ったときは”ギリギリ超えてるか”っていうレベルだった。
~計測結果~
お母さんのが6.8キロ。うん、まあまあいいね。
僕のが9.3キロ。うん、まあまあヤバいね。
というわけで、僕が持ってきていた本二冊と荷物の一部をお母さんの
バッグに入れさせてもらえることになった。まだ少し超えていたけど
まあいいっしょ!ということになった。
ひと段落ついたので、部屋に付いていたインスタントの抹茶を飲んだ。
気持ちが落ち着いて、不安が少しとれた…気がした。
6時45分発のホテルから出るシャトルバスに乗るために
僕たちは6時15分に部屋を出た。
シャトルバスは、昨日コンビニの帰りにエントランス近くの道端で停まっていたバスだった。色合いが幼稚園のバスみたいだった。20人乗りのバスに
たっぷり20人乗ってバスは出発した。
埋立地だからか、やたら空港の敷地が広い。
成田空港に到着したのは7時の少し前だった。
いつも旅行の時は羽田空港から出発するから、こちらはほとんど来たことがない。雰囲気はモンスターズインクの、扉がたくさんあるところにかなり
似ていた。
建物の奥の方には日本橋を再現したものと思われる橋があった。
よくできていると感じた。
出国の、顔認証とかパスポートとかを翳すやつ。
これの行列に並んでいる時にお母さんが左の人から声をかけられた。
その人はお母さんと一緒にカナダに留学していた人らしい。
フェイスブックで繋がってはいたものの、再会は実に20年ぶりとのこと。
しばらくすると、場所を後ろの人に譲ってお母さんの隣に来た。
ブルーベリーのような青い服を着ていて、優しい方だった。
どうやらイタリア語を話すことができるらしくお母さんとの
会話から読み取るに
イタリアが好きで何回も行っていたがコロナに入ってからは行くことができていなかった。今回数年ぶりにイタリアに行くらしい。ドイツの国境の方に
ジャムづくりで有名な方がいるらしく、その方のところにも行く。
というかんじだと思う。結局その方の出発時間の10分前まで話して、
二人は写真を撮って別れた。
かといって僕たちにもそんなに時間があるわけでもない。
手早くサーモンとアボガドのサンドイッチを買って、飛行機に乗り込んだ。
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