文学
文学とは何か
ぼくが 何かの書物の頁をめくるとき
ぼくは そこにある修辞やパラグラフ
そういうことではない
なにかを こころに とめおく
言葉とは
読むものの意思があって
はじめて 意味をもつ
そこに 読み手の感受が なければ
言葉は 単なる文字の羅列に過ぎない
あるとき ぼくは
砂場には砂だけがあればいい
と言い
きみは それを 読んで
一生 刻んだ
と 言った
ぼくは ぼくの考える
文学の本質を そこにみた
きみという
文学を 感じた
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