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7.転院~本格的なリハビリ開始

東埼玉総合病院へ入院して数週間経過。この病院はあくまでも急性期の病院だから、回復期は他の病院へ転院することになっており、その後自宅に帰るか再度他の病院に行くかを改めて考えることになる。
白岡中央総合病院への転院が決まり、要介護認定の申請も行い、後は転院の準備だけ、ということになった。この頃には車椅子に乗れるところまでは来ていたと思う。


リハビリ病院への転院

同室の入院患者からも「白岡中央総合病院に行ってもリハビリ頑張って」といわれたが、この頃には後は本格的に歩く訓練をして行くのみ、という段階にまで来ていたのだった。
2014/1/17転院当日。医師からは人工関節のケアは当院で診るので、白岡中央総合病院を退院したら予約を入れてから診療に来てくださいと言われる。
父と母は介護タクシーに乗車(寝台車)、私は自宅の車で追跡。 東埼玉総合病院を後にした。

リハビリテーションの開始へ

東埼玉総合病院を出発した介護タクシーは。20分ほどで白岡中央総合病院へ到着した。まず転院時の担当医の診察と検査(血液等)があり、その後病棟へ。
病棟に着いた時間はちょうど昼食時間帯。すでにベッドの上で起き上がれるところまではできているが、リハビリの訓練士が来てまず食事を摂ることの確認。これは問題なくできることは確認した。
その翌日からはすぐに午前と午後にリハビリが開始された。最初の頃は車椅子からの乗り降りや起き上がることが中心だったようなのだが、段々と立って歩く練習へと入っていき、1ヶ月も経つともう歩くことが中心となっていった。

毎日面会に来る家族は珍しいといわれる

面会時間は午後ということだが、ほとんど毎日通った(午後)が、病院の人の言うには、これだけ頻繁に来られる方は珍しいと言われる。
毎日通っていたのは、消灯時間はレンタルの寝間着を着ても、日中やリハビリ時の着替えの交換を持っていかなければならなかったためである。病院にも洗濯場はあるがあまり利用者はいないようだったが…。
どこの病院でも朝食は8:00頃、昼食は12:00、夕食は18:00というのがほとんどだが、病院内には談話室が各階にあり、ここで食事をすることを推奨していた。談話室には壁掛けテレビも掛けてある。献立表は各階の廊下と談話室に貼ってあった。
ここの病院の入院患者はみな明るい人達ばかりという印象があった。リハビリ科は退院に向けてリハビリする訳だから当然だろう。食事時間帯以外でも歩ける人も車椅子の人も談話室へ来る人が多かったように思う。病室内にもテレビはあるが、有料なので、談話室のテレビを見る人が多かったように思う。
自分の父親はあまり自分から談話室に行こうという意欲がなく、リハビリも"やらされてる"感が強いように見えた。

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