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20.「厚生労働省の統計統計によると日本人の平均寿命は…」

2018年1月、これまで担当していた清水光正ケアマネージャーは3月から担当部門が変わり、後任には新採用のケアマネージャーが来るとの話があった。
2018年2月、介護計画書を持ってくると同時に、後任の桜田友美ケアマネージャーを紹介され、2018年3月から担当することとなった。
こういった動きがある中、2018/3/5、再度の発熱。救急車で東埼玉総合病院に搬送され、そのまま入院加療となった。診断の結果は尿路感染症で、2度目の罹患となっている。


入院中は大騒ぎすることもなく経過

本来なら入院当日は個室に入るところだが、HCUに入室。救急処置室からHCUに移動するまでの間は、帰るんだ、帰るんだと大騒ぎ。入院時はいろいろと書類を書くのは変わりないが、入院中に何か心配なことはないかと看護師に聞かれたとき、帰るんだ、と大騒ぎするのではないかということが心配だと答えたほどだった。
当日中に泌尿器科担当の湯浅讓治医師の診察。やはり尿路感染だった。
また大騒ぎして同室の入院患者に迷惑を掛けるのではないかと心配もしたが、幸い今回は大騒ぎすることもなく経過。熱も3日ほどで下がり、歩行中心のリハビリテーションも実施された(リハビリテーション総合実施計画書は2018/3/9に理学療法士から渡される)。すでにスタッフステーションに自分で車椅子に乗って行くほどまでに回復していた。
泌尿器科の湯浅讓治医師の説明があった他は特に退院後の生活の相談もすることもなく経過し、2018/3/17には退院の運びとなった。渡された書類は医療/介護連携シート(在宅用サマリー)2通だった。次回経過観察のため2018/3/30の予約と神経内科/骨粗鬆症外来の予約もして終了。新たに出された薬は「ユリナール」。
福祉車両に乗せて帰宅となったが、病院食は口に合わなかったのか、外食したいと言い出す。どこのファミレスでもバリアフリーだから問題ないが、本人のリクエスト通り、「ステーキのどん」幸手店へ。さらに帰りは「マルエツ」幸手店にも立ち寄り、あんパンを山ほど購入。帰宅後は大満足だった。
この報告は桜田友美ケアマネージャーに話したが、当時は本人は元気そのものということだった。
通所は、2018/3/28「はーとぴあ」から再開した。

非常に悪い幕切れに…

経過観察のための泌尿器科での受診は、2018/3/30、2018/6/29と続き、2018/9/28の予約も入っていたが、その当日2018/9/28に「行かない」と言い出す。首に縄つけて連れて行く訳にもいかず、病院にキャンセルのTEL。病院側も何時に変更しますかとかなり困った様子で、勿論他の外来患者にも迷惑を掛けている。
前から泌尿器担当の湯浅讓治医師は他の医療機関を紹介することはできると言っていたのにその筋さえも通していない。当時はまだ意識もしっかりしていて、父親の自分勝手な性格が出た形だった。

整形外科(骨粗鬆症外来)通院終了

神経内科、骨粗鬆症外来の通院は月2回になることがあり、ときには同じ日に被ることもあった。
2018/7/18、金井優宜医師から質問で「もう特に立って歩くということはないでしょう?」と言われ、さらに続けて「厚生労働省の統計によると日本人の平均寿命は男性が81.4歳、女性が87.4歳で、勿論平均寿命になったからじゃあすぐ亡くなるというわけではありませんけど…」という話になる。今後も診療を希望する場合はまた改めて予約を取ってくださいと言われ、整形外科の診療は本日で終了となった。当日の診療費は120円だった。

神経内科の間隔も開く

この頃を境に、神経内科の通院も間が開くようになり、2ヶ月に1回から3ヶ月に1回位になっていた。町田裕医師は通院の度舌を出させたり、ちゃんと飲み込めているのか聞かれる。
町田裕医師は脳神経の病気、パーキンソン病関連疾患やアルツハイマー型認知症は寿命が延びたことによる病気だとよく言っていた。結局のところ、老化現象によって起こる病気だということで、その性質上治らないという趣旨であった。
当時はまだ食欲も旺盛すぎる位で、胃瘻などは考えられない状況であったが…。

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