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内釜を火にかける、とは。

わたしの夫はほんのりADHD。
まぁ、一緒に暮らしていると
「こりゃ、ほんのりじゃないですな」と思う瞬間は
たーくさんあるが。

なかなかユニークな事件だったのが
「内釜を火にかけて ラーメンを作る」という秘技。

ある日の夕方、お米を炊こうと思ったら  
内釜がない。
どこにもない。

いや、あったわ。見つけたわ。
ガスコンロで取っ手付けられた内釜を。

あー、わたしはなんで取っ手がとれるタイプの鍋を
常用してしまっていたのか。

ただちに夫に電話して
「なんで内釜がガスコンロに?」と聞いたら

「え?でもラーメン美味しく作れたよ?」と言う。
彼に悪気は無い。
だってラーメン美味しく作れたんだもの。
炊飯器の内釜のくせにね。
なんなら取っ手もジャストフィット。
内釜の内側にある
たくさんの文字も彼の前では無力なのだ。

のちに本人は
「寝ぼけて鍋と間違えた。」と言っていた。

もうそんな事じゃびっくりしないけどね。


普通に暮らしてて
わたしじゃ思いつかない事がたくさん起こる。
そしてわたしは学んだ。

いちいち腹を立ててたら追いつかん。
オモロいな、と思って楽しもう。

オモロいなと思ったり、怒る前に笑ってしまうと
それがホントになるんだなー

という訳で今日もたくさんわらっています。
ありがとう夫。




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