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息子からの手紙

#1か月書くチャレンジ
#Day9  最近泣いたこと

もう半年以上経って、最近でも無くなりましたが・・
最近1番泣いたことは、この4月に社会人になった息子が家を出た時です。

新幹線がホームに入る直前に家族一人一人に手紙を渡してくれて、そして新幹線に乗った息子。自分の席に着いて、涙を拭いている息子の姿を、主人と娘と私の3人で見送りました。

息子と私は価値観が大きく違いました。コーチングを学ぶ前の私は、0か1しかない極端な考え、しかも「自分の価値観=常識」と捉えていました。
子供が世の中にでても困らないように、常識ある大人に育てるのが私の役目!と思っていました。

ですので、私と意見が違うと、それは子供達が間違っている、正さなくては!というような気持ちをもって子育てをしていました。
こんな母親でしたから、息子からは『人の話を聞かない人とは話したくない!』とまで言われてました。

私がコーチングを学びたいと告げた時も『こんなに皆が何を言っても耳を傾けない、色々な本を読んでも変わらない人が変われるはずがない、無駄なお金になる』と言われ反対されました。

でも、別れ際にもらった手紙には、
『コーチングを学ぶときに反対したけど、お母さんが変わった姿から勇気をもらった、僕の自慢のお母さんです。ありがとう。』
という内容が書かれていました。

母親である私が、子供たちを理解し信頼しないといけないのに・・・
子供達の方が私を理解し信頼してくれた。なんて情けない母親何だろう、と自分を責めましたし、もっと早くコーチングを学んでいれば・・と、とても後悔しました。
でも、息子が家を出る前に、子供たちの声を聞ける人になれてよかったと思っています(もちろんまだまだ未熟ですが)。

主人のおかげで、子供たちは私よりずっと柔軟な考えをもち、他人の価値観を受け止められる人に育ってくれてたことに、ホッとしています。
これから何かあった時には、主人と一緒に話が聞ける、そんな母親になりたいと思っています。

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