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休日だったのでイマジナリーフレンドについて考えてみた

私のイマジナリーフレンド「ゆきな」が生まれたのは、私が保育園児だったころ。
先生に怒られている時に「そんなに怒ったらさつきが悲しむでしょー!!💢」という感じに代わりに怒ってくれたのが最初の記憶かな(遊戯王の主人公ともう一人の僕との会話シーンみたいに、背後からすっと出てくるイメージ)。

それ以来、私がつらい時にたびたび現れては私を庇ってくれたり慰めてくれたりしたよね。あとは、何かに迷った時や友だちと喧嘩した時に私自身が気付けていなかった価値観を引き出して道を示してくれたりもしたね。
いつも本当にありがとう、本当に感謝してる。
これからもよろしくね!




















……でもあんた、私のこと褒めてくれたこと一回もないよね?

分かってる、私の悪いところやダメなところを認めて、それでも否定しないでいてくれる言葉なら何回も聞いた。

「酷いこと考えるわね……でもそれがさつきだもんね」「こっちだって悪いけど、でも向こうだって悪いわよ」「仕方ないわよ、もともとこの手のことは苦手なんだから。むしろ苦手なのに頑張ってて偉いわよ」

これらは全部私の欲しかった言葉で、でもあんた以外に言ってくれる人はいなかったから、あんただけでも言ってくれて、私がどれだけ救われたか。

でも、私にだって悪いところだけじゃなくて良いところがあるはずなのに、それを褒めてくれる台詞、あんたから聞いたことない。

「そうなの!さつきは〇〇が超得意なんだから!」「すごい!上手にできてる!!」

こういう台詞言ってるあんたを想像しようとすると聞こえてくるんだ、

「でも、上には上がいるわよ」「あんたの特技なんて大したことないじゃない」

冷たい顔で、冷たい声で、そこに含まれてる感情は「怒り」かな?

そうだよね、考えてみればあんたは私が苦しんでる時にしか出てこない。気分が上を向いている時は決して出てこない!

どうして?当ててあげようか?

あんた、私が満たされてると否定的なこと言っちゃうからでしょ?

「今回は上手くいったけど次もそうとは限らないよ、期待を裏切るの怖いよね〜ww」「馬鹿じゃないの?調子に乗ると痛い目見るよ」「みんな表に出さないだけで、あんたのことお荷物だと思ってるよ」

良い気分の時にこんなこと言われたら台無しだよね、一気に底まで落ち込むよ。どうでも良い他人じゃなくて、あんたに言われたら尚更。それこそ、あんたの慰めがしばらく通用しないくらいに。

……だから、そうならないように出てこなかったんだって、私のためだって思っていい?

頷いてくれて、ありがとう。
私にとってあんたが大事な存在なのは変わらないし、あんたのことが大好きなのも変わらない。

この先のあんたとの関係は、また考えていけば良いんだ。

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