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50代半ば 無職女性のぼやき(自己都合退職の待機期間について)

現在、失業保険受給中ということもあってか「自己都合退職による失業給付待機期間を見直す」というニュースが気になった。

失業保険はハローワークで申請を行うと、失業給付開始までの待機期間後、初回認定日に出向き、その1週間後くらいに給付金が振り込まれる。
私の場合だと、会社都合の退職だったので、待機期間は7日。12月26日にハローワークで手続きし、1月19日に初回認定日を経て、1月23日に初の給付金が振り込まれた。
待機期間7日でさえも、初回振り込みは約1ヶ月後ということになる。
しかも初回の給付日数は17日分。

自己都合退職の場合、待機期間は3ヶ月→2ヶ月に減ったようだけれども、
待機7日の人が1ヶ月後にならないと受け取れないのに、自己都合退職の場合は、数ヶ月を預金を崩しながら生活することになる。

自己都合退職と言っても、ブラックだったとか、パワハラとか体調を崩したとか色々だ。
自己都合ほど本当の理由は分からない。
だって殆どの理由は自己都合でま~るく、まとめられそうだし。
だから待機期間の縮小はもっと以前に議論されるべきだったと思う。

この問題が見直しされると、多くの方達が助かる。
多くの人は無職無給の状態を一人の力で乗り切らないといけない。
これはもう死活問題で生きていけない。
中高年になると無職の期間も長くなり、より一層深刻だ。

今回の見直しは「新しい資本主義の実現会議」の一環で、人の移動をしやすくする=転職しやすくするのが狙いらしいが、生きていくのにお金は大切。
資本主義経済の発展は弱者切り捨ての上に成り立つ。
転職しやすいということは、企業も良い人材をどんどん入れ替えていくということ。
時代の流れに沿うとそうなるのだけれど、ではどうやって生き延びるか。

この件で時々夫婦で話し合う。
主人の場合は、今の仕事を出来る限り死守すると言っていた。
あの方は、クビになるまでは自分からは絶対に辞めないという図太さがあるから大丈夫。
私の場合は、いつか就職が決まればそれを死守する。
二人とも定年に近いステージにいるので、これでいいと思う。
若い人たちはどう生きのびるのか。ちょっと心配。

このニュースは今回の私の給付には関係ないが、これから失業される方々にとって良い結果をもたらすと良いなと切に思う。

だれも好きで失業する人はいないから。
自己都合の本当の理由はわからないから。



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