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秋田の旅:マタギの里~八幡平ドラゴンアイ(2024.5.24)②

翌朝、宿に併設されているマタギ資料館を見学。
マタギの方々の、命をいただくということに対して、狩った熊を神事のように大切に扱うところなど色々と教えらる資料館。
命をいただくってこういうことなんだろう。
山の奥深くにあるここの冬は、相当厳しかったのだろうな。
その中で人々は懸命に生きてきたのだろうな。
そうだ、志茂田景樹さんが「黄色い牙」というマタギの本を書かれているので今度読んでみよう。

ところでテレビで熊の被害報道をよく耳にするが、マタギのいるこのあたりの被害報道を、私は聞いたことがない。
マタギの暮らす山の熊はきっと山の奥深くで暮らしているのだろう。
だってここはプロの狩り集団がいる地域だよ。
熊狩りを生業にしているところだよ。
自ら下りてくるなんて無謀だ。
おめえ、ええ根性してるなぁ、となる訳だ。

朝8:30、心温まる 思い出深い宿を出て、八幡平を目指し出発。
本当のホスピタリティは長い時間研修を受けた 綺麗なサービスではなく 、普通に会話している時の その人の本来持つ 人柄に温かさを感じるものだと私は 解釈している。
だから私は高級宿にはほとんど 興味がない。
私は客なのだから失礼のないように対応しろという傲りもない。



今の季節の八幡平の見所は「ドラゴンアイ」
霧の深い道を車を走らせて到着した頃は、霧雨の悪天気だった。

ドラゴンアイが私達に見せてくれた景色
霧雨でよく見えないがこれで満足、ありがとう

早々に八幡平を出発し、秋田市内に戻る前に「玉川温泉」で日帰り入浴。
ここは強酸性湯で全国的に有名な場所。
初めて入ってみたものの、源泉100%の湯は肌がピリピリして痛いくらい。
この湯は一体なんじゃらほい。
私の腐った性根も治してくれそうなピリピリ感だ。
???
オラはついにピリピリ地獄に落ちてしまったのか。
もう悪いことはしません。
オラを許してくれ、閻魔様。

温泉のあと、一路秋田市内を目指す。
明日は旅行最終日。
疲れもあって二人とも早めに就寝する。