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一人行動の身軽さ

最近、大学ではずっと一人でいる。
1回生までは2人の友達と常に行動を共にしていた。
最初は教室に場所も覚えきれていなかったり、知らない人ばかりで不安だったから一緒にいてくれる友達がいるだけでもありがたいと思い、ずっと一緒にいた。

駅から大学までの通学、授業中、お昼、帰り....
同じ学科だったから授業も基礎教育科目以外は
被ることも多くて一緒に行動できることに安心していたが、徐々に気を遣うことに疲れている自分に気づいた。

全く1人になれる時間が無くて高校まではそれが普通で、大学生になってまでも常に友達がいなければ安心できないなんて私の成長を妨げる原因になるのではないか....と考え出した。

その矢先、そのうちの1人とトラブルが起きた。
詳細は割愛するが、その日から1人になった。
幸いその2人としか話していなかった訳では無いから授業の合間に話す友達くらいはいた。
それ以外の時間が1人になった。

いままで全く1人になったことがなく正直1人行動に対していい印象がなかった。
1人でなんでもできるような要領のいい人間ではないという自信のなさも相まって、最初は寂しさを感じながら日々を過ごしていた。

1人になった日から3ヶ月経って、今もまだ寂しさは少し感じるが一人でいることの有益性を見いだせるようになった。

何より嬉しいことは自分以外のことにお金を使わなくていいこと。
この人にならお金を出してでも時間を共に過ごしたいと思える人なら遠慮なく出すが、私の中でその2人の友達はその対象にはならなかった。
ただただ、もったいないと感じていた。

あとは、気を遣う時間が減った。
これは私にとって最も大きなプラスかもしれない。
私は性格上、人の多いところや長時間の関わりはエネルギー消費が大きいものなのだ。
常に行動を共にしていた時、家に帰ると体力的な疲れよりも精神的な疲れの方が大きかった。
元々少ない私のエネルギーを全部吸い取られたかのような脱力した日々を送っていた。

しかし1人になってからは
必要以上にエネルギーが奪われることがない。
今まで感じたことない体の軽さ
一人でいることの方が身軽に動くことができるという
大きなメリットを日々実感しながら、1人行動ライフを満喫している。

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