吉村敏男

精神病と精神科医療の間違いを世界の最先端研究を基に科学的に研究しています。 あなたが普段見聞きしていること信じていることがが正しいとは限りません。 どちらの意見が客観的に見て科学的であるか、論理的であるか、ご考察いただければと思います。

吉村敏男

精神病と精神科医療の間違いを世界の最先端研究を基に科学的に研究しています。 あなたが普段見聞きしていること信じていることがが正しいとは限りません。 どちらの意見が客観的に見て科学的であるか、論理的であるか、ご考察いただければと思います。

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精神病の正体と精神科医の犯罪 11  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

第1章 精神病の正体 その11 思春期と精神病 魔の17歳  思春期が難しい年頃であることは誰でも知っています。それは精神が過敏、不安定になって過剰な反応を引き起こしてしまうことが多くなるからです。精神病とも深い関りがあります。    どうしてこんなことが起きるのか考えた事はあるでしょうか?大人になる階段を登っているから、ホルモンがのバランスが崩れるから・・・それが精神に影響を与えるのはなぜなのでしょうか?  生物はいつか親離れし独立していきます。これは脳がそうなるよう

    • 精神病の正体と精神科医の犯罪 10  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

      第一章 精神病の正体 その10  精神病はニつだけ  「ダウンレギュレーション」と「シナプスの刈込」、ストレスによって引き起こされるこの二つの現象によって「すべて」の精神病を合理的に説明することができます。  もちろん「定義」の仕方によって解釈は異なるでしょうが、「ダウンレギュレーションによって引き起こされる真正のうつ病とその症候群」と「シナプスの刈込によって引き起こされる統合失調症とその症候群」の二つしか精神病は存在しないと私は考えています。  何がその二つを分けるのか

      • 精神病の正体と精神科医の犯罪 9  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

        第一章 精神病の正体 その9 統合失調症 病識が無い  統合失調症の最大の特徴は自分が病気だという認識「病識」がないということです。  家族や周りの人から見れば明らかに昨日までとは「別人」にしか見えないのに本人はおかしいと感じる様子は全くなく「何を言っているのか」という顔をしています。病院に連れて行こうとしても自分は病気などではないと言い張るのです。もちろん昨日までの記憶は存在するのですが同じことをしようとはしないのです。 シナプスの刈込は非可逆的現象  ダウンレギュ

        • 精神病の正体と精神科医の犯罪 8  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          精神病の正体 その8 統合失調症のメカニズム 脳が縮む?  統合失調症はとも不思議な病気です。  例えば代表的な症状に入浴拒否があります。綺麗好きで毎日入浴を欠かさなかった人が、髪がボサボサでも体か臭くなっても入るのを嫌がるのです。以前は毎日入浴していたという記憶は間違いなくありますし体を清潔にするため入浴するべきという知識もあるのに入浴したがらないのです。  統合失調症が精神・心を司る前頭葉など一部の部位だけが萎縮し機能が低下することによって発症することは間違いないよう

        • 精神病の正体と精神科医の犯罪 11  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

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        • 精神病の正体と精神科医の犯罪 8  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          精神病の正体と精神科医の犯罪 7  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          精神病の正体 その7 恒常性とダウンレギュレーション  ストレス反応はもちろん一時的なものでストレスが去り時間が経てば元の状態に戻ります。それでは精神病はなぜ起きるのでしょう?  人間の体には暑ければ汗を出して体温を下げ、寒ければ筋肉を震わせて体温を上げるような「恒常性を保つ」ための優れた自動制御システムが備わっています。  脳の情報伝達物質「ストレスホルモン」にも同様のシステムがあります。ストレスホルモンはストレス時だけではなく一定量が常に分泌されています。気分は一日

          精神病の正体と精神科医の犯罪 7  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          精神病の正体と精神科医の犯罪 6  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          第1章 精神病の正体 その6 ストレスと精神病  前にも触れているとおり精神病は病気という名前が付いていますが病原菌やウィルスが存在しているわけでも腫瘍が脳を蝕んでいるわけでもありません。  つまり、免疫反応がアレルギーを引き起こすように通常のシステムが何らかの原因で暴走してしまうことで発症する可能性が高いと考えることができます。 ストレス反応  精神病の原因はほぼストレスだと言われています。ストレスが心身にさまざまな影響を与えることはもちろん事実です。  ストレスを

          精神病の正体と精神科医の犯罪 6  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          精神病の正体と精神科医の犯罪 5  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          第1章 精神病の正体 その4 精神の形成 心はどこからやってくるのか?  生まれたばかりの赤ん坊には人間的な感情や心があるようには思えませんね。お腹が空くと泣くだけで母親の乳を探すだけの動物と変わりありません。  しかし、やがて表情が表れ笑ったりするようになります。言葉を理解するようになると更に豊かな表現をするようになります。これは視覚、聴覚、感覚などの情報を「学習」することによって神経細胞から伸びるシナプスが回路を形成して情報処理能力が高まっていくからです。 記憶の仕組

          精神病の正体と精神科医の犯罪 5  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          精神病の正体と精神科医の犯罪 4  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          第1章 精神病の正体 その3 脳の構造と働き  精神病はもちろん「精神」の病気です。精神病の謎を解くには「精神とは何か」という疑問を解かなければなりません。  精神は心、人格も意味します。その人が生きる根幹をなす「ものの考え方」であり、すべての思索、行動、言動の基本となるものです。この精神によって喜怒哀楽、幸不幸、理性、良心、社会性、愛情などの人間的感情が支配されます。この精神に異常をきたすのが精神病です。  精神はどこにあるのでしょう?もちろん脳ですね。精神を理解する

          精神病の正体と精神科医の犯罪 4  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          精神病の正体と精神科医の犯罪 3  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          第1章 精神病の正体 その2 精神科医療の歴史  ここで精神科医療と脳科学の歴史を簡単に辿ってみましょう。  複数の資料を基にしていますが偏りや多少の間違いがあるかもしれません。どうぞ悪しからず。 古代〜中世  精神病は「ストレス社会における現代病」と認識されている方も多いと思いますが、もちろん古代から存在していました。  古代では精神病が神聖化されていた時期もあったようですが、中世からは「悪魔が取り憑いた」など迫害、差別、拘禁、処罰などの対象になりました。  頭に取り

          精神病の正体と精神科医の犯罪 3  〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          精神病の正体と精神科医の犯罪 2   〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

           第1章 精神病 その1 精神の病気?  精神病とはもちろん「精神」の病気です。精神と大げさに構えてしまうと戸惑いますが、要は「心」ということですね。  当たり前のことですが私たちは毎日目を覚ましている間は何を感じるにも何をするにも「心」に支配されています。  目覚ましが鳴って起きるのは仕事に行かなければならないから。顔を洗って髪を整えるのは身だしなみのため。トイレに行くのは本能でも「出かける前に行っておこう」と思います。食欲自体は本能でも朝は軽くとか、食べないと昼まで持

          精神病の正体と精神科医の犯罪 2   〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          精神病の正体と精神科医の犯罪 1   〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

           「20歳未満は法律で飲酒が禁じられている」ことは常識ですが、その理由はご存じでしょうか?  未成年に飲酒させることは犯罪であり、たとえ親でも逮捕されます。  「妊娠中・授乳中の飲酒は控えましょう」というフレーズもよく目にします。胎児や赤ん坊にも悪影響があることがわかっているということです。  これらのことをよく覚えておいてください。     序    精神病とはどのような病気でなぜ起きるのか?  21世紀の現代においても専門家の公式見解は「よくわかっていない」というものでし

          精神病の正体と精神科医の犯罪 1   〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

          4歳児毒殺事件・・・札幌首なし殺人事件との酷似

            鬼畜   2024年2月東京台東区で4歳の娘に毒物であるエチレングリコールと抗精神病薬オランザピンを飲ませ殺害した容疑で夫婦が逮捕された。さらに6年前夫の姉にも同じ物質を飲ませて殺害した疑いも浮上している。 自分の子を毒物や薬で殺すという身の毛もよだつ事件はなぜ起きたのか 捜査の過程で明らかになったのは妻の「狂気」だ。 夫婦の関係  「夫は自分の意思を持っていない感じ。妻がノーと言えばノーになる、二人はそういう関係なんです」という証言が物語るように夫婦の関係は女王

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          ススキノ首切断殺人は過保護の結果なのか?すべての謎を科学が解き明かす!

           ススキノ首なし殺人事件で「逮捕の29歳娘と両親…いびつな関係性 犯罪心理の専門家は度を越した過保護“ヘリコプターペアレント”と指摘 猟奇的事件の行方は?」(北海道UHB)との記事が配信された。  「犯罪心理の専門家」が「誰でも考えそうな」このレベルの話しかできない現実には笑うしかない。もちろん犯罪の専門家であって精神病の専門家ではないから仕方ないとも言えるが、精神病患者による猟奇事件が頻発しているのだから精神科医を超える知見を持っていただきたいものだ。  多くの謎に満ちた事

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          精神病・統合失調症と通り魔殺人・凶悪犯罪は関係するのか?

           ある精神科医がコミック作品に登場する「通り魔的に無差別大量殺人を犯したと報じられた人物」の表現を問題視している。実際に起きた事件を連想させる「独語のように幻聴を示唆する言葉」を呟き、「自分の作品を盗まれたという被害妄想らしき言葉」を口にする精神に問題のある人物が「象徴的なステレオタイプ」として描かれ、精神障害者、統合失調症患者への差別や偏見を助長するという内容だ。  確かに精神に問題のある殺人犯は映画「ジョーカー」のように「人を残虐に殺して高笑いしている狂人」として描かれる

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