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入れ換わらない空気の話(7/1の日記)

スマホの目覚ましのアラームで起きた。夜の間ずっとつけたままだったニュースで、昨日の夜から朝にかけてのことを言っていた。とりあえず自分はなんともないなとぼーっと画面を見ながら、どうやらちゃんと朝が来たみたいだとじわじわ思いはじめた。ずっと布団の中にいてもしかたないので、久しぶりの休日を有効に使おうと布団をはねた。

いったんシャワーを浴びて洗濯機を回し、窓の外の様子を写真に撮って家族や親戚に送りながら元気だよ~と陽気さが伝わるように送った。
そのあとパソコンを立ち上げ、忘れないうちにと昨日の授業の課題を提出して前日分のnoteを書いた。時系列がごちゃごちゃになるのが私の日記なのでややこしいけど諦めてほしい。

スープカップいっぱいのルイボスティーを飲み干して、パソコンを閉じ、昨日買ったコンビニのパンとアイスコーヒーを飲みながら、気がつけば長いことYouTubeを見ていた。本を読み始めたのは夕方になりかけの頃だったか。
次に読もうとカバーをかけた文庫本があったが、本棚で目に入った単行本の小説を手に取った。好きな作家さんの比較的新しい本で、パラパラめくって読んだら自分のその時の気分に合いそうだったのでそのまま読むことにした。

私に芯を刺してくれるような言葉や考え方がすごく好きな本だった。この作者の他の小説にも通じるような作者の信念というか、大事にしていることが分かって、それを私も大事にして生きていきたいなと思った。全然形の無いふわっとした感想だけど、やっぱりこの作者さんが好きだな、この作者さんが書く話が好きだなと思った。本を読むことや、友人とディベートすることが私は楽しいのだと再認識した。

ちょっと遅い時間になって軽くシャワーを浴び、思い出したように明日のお弁当のおかずを作った。かろうじて気配を感じる隣人に、「うるさくしてごめんなさい」と思いながらタマネギを切った。
にんじんを細く切るのがちょっと上手になっていて自分でびっくりした。
ケチャップの賞味期限が切れてる…!と思って新しいのを開封したあとに、よく見たらまだあと半年ぐらいあることに気がついてまたびっくりした。今年が何年なのかちゃんと分かっていなかったみたいだ。私はいつもどおりみたいでちょっと安心した。

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