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【アークナイツ】波瀾万丈ラップランドソロ-4ヶ月の足跡


はじめに

こんにちは。れざぴと申します。普段は種族リーベリ縛りで遊んでいます。
私は以前こんな記事を書きました。

これは人様の達成した記録の布教記事でしたが、私も上記ほどの大記録ではないながらローグライクソロ記録を達成したので、今回はこちらの振り返りということで色々書いていこうと思います。
ローグライクソロは素人のため、拙さが露呈する部分もあるかもしれませんが温かい目で見守って頂ければと思います。

記録達成から本記事投稿まで2ヶ月も空いているのですが、こんなに放置していたのは完全に私の怠惰です。


概要

私が達成したのは「波瀾万丈0ラップランドソロ」になります。

予め断っておきますが、この記録は私が初達成のものではございません。私が知っている範疇でも私より先に達成した方が3名います。
そもそも何故これをやろうと思ったのかという話ですが、きっかけとしては単純に友人が好きなオペレーターがラップランドだったためです。
友人がラップランド推しという話を聞いて使いたくなり、どこでどう使って遊ぼうか考えていたところ、以前に聞いた「ラップランドソロは置いたら終わりなのがいい所」という話を思い出したことやラップランドなら拒絶反応の注意散漫が意味をなさないことに気付いたことから海ソロでもやるかと思い、とりあえず多面調査の戴冠に行ってみました。

確か1〜2日で倒せたと思います。
実際に達成してみて感じた手応えとしては、これ多面じゃなくて波瀾万丈でも勝てるな…という点でした。
そこからは完全に私個人の意地、友人の推しがどうとか一切関係なく、波瀾万丈でも勝てるという自分の直感を証明するため海に潜りました。


素人なりに

とはいえ私はローグライクソロ初心者。ローグライクソロの経験やそれに伴う苦労への耐性はありません。
自分の意地で始めた以上、嫌になって放り出すことこそが真の敗北。それだけは避けたいところでした。
投げ出すことのないよう、自分なりにルールを設けて挑戦していました。

①1日1回は必ずやる。
こういうのは1日サボるとその後も何かと理由をつけてダラダラとサボりだします。やらない日だけは絶対に作らないようにしていました。

②2回目以降は無理をしない。時間と気持ちに余裕がある時だけやる。
当たり前の話ですが時間は食われます。忙しい時期も当然あります。そのため、1日1回は絶対としても2回目以降は無理しないことを心がけました。これはモチベーション低下をなるべく抑えるという目的もあります。

この2つのマイルールに基づきやっていました。
挑戦回数は日によってバラバラ、1回やって終わる日もあれば5回10回とやった日もあります。総回数は覚えていません。


感想

地獄でした。
先程も触れましたが私より先にこの記録を達成した方は私が知っている限りでも3名いるのですが、その3人の方々も自分も全員ひっくるめてよく通ったなと今でも思っています。
とはいえ、地上なので高台ソロのようにステルス敵で詰むことはないですし対空のできる領主なのでフローターで詰むこともありません。
何が問題だったかと言うとコイツです。

怪物

ラップランドは思ってるより色々なステージに勝てるのでボスまで行くだけなら頑張れば全然どうにかなるんですが、普通にやるとボスが本当にどうにもなりません。
攻撃速度デバフフィールドが広く、第1形態はともかく第2形態ではどう足掻いてもコイツのフィールド下での殴り合いを強いられます。これが地獄なのです。


対ボス

とにかく総合力が要求されます。
基本的な置き位置は青箱1マス上、ラップランドの火力がある程度以上ない限りこの位置でないとワンダラーを多く取り逃し耐久値に多くの損害が発生します。また、この位置ならボスも出待ちできるので第1形態は割とどうにかなります。初手の配置はここ1択だと思っています。
下から入るメイソンは仕方ないので割り切ります。そのため耐久値は最低でも17は欲しいです。
生還者は14以上は欲しいです。15あればかなり万全、13だと耐久が不安
spも重要です、基本的には地上からの単体攻撃なのでs2のマルチロックがないとやってられません。いかにs2を回せるかが道中含め勝利に直結します。
そして攻撃速度、ボスの攻撃速度低下フィールドが本当にキツ過ぎるので攻撃速度がとにかく必要です。その上でs2を回したいです。
耐久値を使ってボスを通すチャートも考慮になかったわけではないですが、s2だとマルチロック故にボスを倒してしまって敵が途切れなくなりラップランドが殺され耐久値が足りなくなります。s1だとシンプルに雑魚処理があまりにも間に合わなくなると思います。よって現実的ではないと判断しました。
まとめると、攻撃速度/耐久値/14以上の生還者/spが特に欲しいものとなります。もちろん+αも欲しいです。なかなか要求が高い


1回目

挑戦開始から1週間ほどだったでしょうか。意外と早くボスまで到達できました。
そしてかなり惜しい負け方をしました。

もしかして波瀾万丈も思ったほど大したことないのか…?とこの時思ったのを覚えています。
結果的にクリアテイクを除いたらこの時が1番惜しい回でした。
この時の私はこの後数ヶ月に渡る懲役が待っていることを知りません。

2回目

今度は耐久値をかなり貯めてボスに辿り着くことができました。

結果がこちら
確かボスを通すチャートを試したような気がします。
当時の私はプレミと言っていますが、当時のことは覚えていないので今となってはよくわかりません。本当はプレミしてなくても負けてたかもしれない。
とにかく、2度目も負けました。
ボスは殺すしかないと方向性を固めたのもここだった気がします。

3回目

何も出来ず負けました。正直やる前から勝てる見込みがないのは分かっていました。
このあたりから1敗目のテイクがそうそう引けない上振れだったことを察し始めました。


4回目

ボスの攻撃速度低下フィールドが苦しいという話をしていましたが、私だってなにも無策で殺され続けていたわけではありません。

私が考えていた対策は、支援クレーン×配置後10秒秘宝です。
ボス第1は割と素で倒せるので、第2に対してクレーンを切って再配置→配置後10秒の攻撃速度バフでボスのフィールドを貫通して削る を2回繰り返し対処するという戦略でした。

このテイクはそれが実現できる秘宝を遂に揃えることが出来たのです。

そして

本当に勝てると思ってたので結構落ち込みました

負けました。
配置後10秒というのは私が思っているより短く、雑魚にタゲを吸われることもありボスを削るにはあまりにも足りないものでした。

ここで当初想定していた戦略が通用しないことが判明、「単純に秘宝の上振れで押し潰すしかコイツに勝つ方法がない」ということを悟りました。恐れていたことが起きてしまった。


5回目

特に言うことがありません。

ボスまで到達できたっちゃできましたが、どうしようもないだろうなぁと思いながら入ってどうしようもない負け方をしました。


小さな敗北

3月4日。私は焦っていました。
というのも、私は密かに「サーミ実装までにラピソロを終わらせる」という目標を立てていたのですが、この日はサーミ実装前日。
流石に焦って時間の許す限り海に潜っていたのですが

現実はそう上手くいかず。私の密かに立てていた目標はひっそりと潰えました。


6回目

以降はサーミと並行しての挑戦。必然的に試行回数も落ちます。
そんな中で6回目のボス到達の機会にありつけましたが、あえなく敗北しました。

ツイートが全部言ってるから説明することない


鳴かず飛ばず

6敗目以降は目に見えてボスまでの到達頻度が落ちます。当時の様子がこちらです。

残火は無理

前々から度重なる敗北で少しずつ削られていたモチベーションが、この期間になるとゴリゴリ低下しています。
ここまで来ると私を支えているのは習慣と惰性。モチベは無いに等しいですがルーティン化された1日1回の挑戦を繰り返します。
この期間に1回ボスで負けたような記憶があるようなないような気もするんですが、ツイート等の痕跡もないし覚えてないので気のせいかもしれません。とにかく低いモチベでダラダラチマチマ挑んで殺され続けていました。

何もいいことがなかったのかと言うとそうでもなく、この期間にサーミの猛威15をクリアでき、並行していたサーミに一段落つけることができました。

🐥

これにより深海に専念できるようになったのは大きかったです。


好転

ラップランドソロの一方、私にはもう1つ未回収の挑戦がありました。
それが波瀾万丈15種族リーベリのみ。深海の更新前に勝つことを目標としていたのですが失敗し、それ以降不貞腐れて放置していました。

悔いはないと言っていますが、この後数日間は悔しくてよく眠れませんでした

4月末頃、敗北から時間が経ったことやサーミ15を終えられたこともあってか(久しぶりにやってもいいかな)という気が起き、触ってみたところ思った以上にいい感じに行けてしまいました。

更にこのテイクでボス戦の突破口を掴み、リーベリ15に力が入りました。
そこからもう少し研究を積み

🐥

達成しました。
こちらに関しては投稿した動画の概要欄で詳細を話しているので、興味ある方はご覧ください。

不貞腐れてやっていなかった期間があるとはいえ波瀾万丈14クリアから15クリアまで10ヶ月も時間が経っていました。今回の4ヶ月が霞むので良くない。
とはいえ、ダラダラ敗北を重ねていた中で昔からの因縁にケリをつけられたことは気分を持ち直すきっかけになりました。


7回目

リーベリ15の追い風を受けるように、それから1週間後。

過去一のコンディションでした。攻撃速度こそ盛れなかったものの、血潮+裁判所による圧倒的なsp供給、前衛HP上昇に敵攻撃低下、更には雑魚を十分に通せる耐久値、そして拒絶反応は無し。
一応ボスでも通せる耐久値だったので、直前で私は決断を強いられます。

ボスを通すか、倒すか。

攻撃速度を満足に盛れなかった以上、ボスのフィールド下でボスと殴り合うことが絶望的であることは今までの敗北からよく知っています。しかしボスだけ通すという都合のいいチャートをやり切れるかと言われると全く自信がない。
ボスだけ通すことを狙うなら第1形態で倒さずに通すことを狙いたいのですが、特に今回はspが爆盛りされているので逆に倒さないのは難しそうな雰囲気。
ラップランドがボスに勝てると信じるか、ラップランドに頼らず自分の操作でボスを通すチャートをやり切るか。
本当に悩んだのを今でも覚えています。

私は


ラップランドを信じました。



結末

挑戦期間4ヶ月、挑戦回数不明、ボス戦での敗北6〜7回。


私とラップランドとの長い旅が、ここで終わりました。
ラップランドを信じた自分の決断については本当に怖かったです。
これは当時の自分のコメントが全てを物語っているので、アレコレここで喋るよりはスクショを抜粋しようと思います。

挑戦中は「ラップランドはひ弱な女の子です」と声高に主張していました


お動画

こちらが達成記録の動画になります。本当にギリギリの戦いでした。

今回は自分でサムネを作りました。いつもはゲーム内スクショをそのままサムネにするか人に頼んで作ってもらうかのどっちかなので私にしては珍しいです。

上の動画リンクと並んで、同じ画像連投してるみたいになってるかも

このサムネイルの元となるアイデアをくださった藍繕なつきさん、作成にあたって画像編集アプリを紹介してくださったgiruさんにこの場を借りて感謝申し上げます。



おわりに

以上が、ひょんなことから私がラップランドと一緒に地獄に落ち、地を這い泥を啜りながら過ごした4ヶ月間の振り返りでした。
お手伝いの経験はともかく、まともにローグライクソロに挑むのは初でした。
私が普段やっているような攻略ではどうにもならないところを必死に頭捻って解決するのが大変ですが、こちらは叶うまで食らいつき続けなければならない別種の大変さがありました。
総括して楽しかったか苦しかったかで言うとメチャメチャ苦しかったですし普通にもうやりたくないですが、諦めなかったことは本当に良かったと思っています。

クリア直後の私のコメント。地獄でしたがこの時のこの気持ちに嘘偽りはありません。














あなたを許しません




ここまで読んで頂きありがとうございました。

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