残念です

■ 内閣総理大臣の権限(出来ること)

(2) 権限
 合議体である内閣が、行政権の担当者として統一ある行動を執り、国会に対して連帯責任を果たすためには、内閣総理大臣に強固な統率力が必要とされる。その内閣総理大臣が内閣の外に向かって、内閣を代表して行動する必要があることから、内閣総理大臣には、憲法上、国務大臣の任免権のほか、内閣を代表して議案を国会に提出すること、一般国務及び外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督することなどの権限が、また、内閣法上、閣議の主宰権のほか、主任の大臣の間で権限の疑義がある場合は、閣議にかけてこれを裁定することなど、様々な権限が認められている。

首相官邸ホームページ

めっちゃ簡単に書くと

・内閣のメンバーを決める
・内閣を率いて重要政策を決定する
・国会で説明する
・外交を行う
・日本を守る

首相官邸きっず

です。

ちなみに『内閣を率いて重要政策を決定する』ですが、
総理大臣に決定権があるわけではありません。

 閣議(内閣の会議)を開催して ” 決定するのです。
指揮監督権限があるだけで、内外からの反対があれば
たとえ、どれだけ素晴らしい内容の法案であったとしても通りません。

アメリカの行政権が大統領個人にあるのに対し、
日本の行政権は内閣です。
総理大臣には権限がありません。

だけど、責任や非難は、内閣の顔であり代表である
総理大臣に行くことが多いです。

……………
仮に、今回の事件が政治不信が招いたのだとしても
怒りの矛先は違うと思っています。

日本は民主主義国家です。
独裁国家ではないのです。

問題や課題がたくさんあったとして、
それは誰か個人一人の問題・責任ではないんです。
(大体において)

だから選挙に行かないといけないんです。
「行ったところで何も変わらないし」
確かに、簡単に変わることはないでしょう。

でも、だからと言って他人事の様に思ったら、
自分には無関係だと思ったら、
もし、みんながそう思ってしまったら…
……舵を握ってるのは、誰になるんでしょうね?


安倍晋三氏のご冥福を、心からお祈り申し上げます。

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