今日のコーディネート

コードネーム: 鬼のシワ加工

ステータス: 
オフィスカジュアルを一層カジュアルに落とし込んでいくスタイルを得意としており
会社のみならず社会をなめくさっている事が伺える。
人の目を気にしなさすぎているので、もしファッションにこだわりがあったりしたら志茂田景樹のようになっていたかもしれない才能を秘めている。

産まれてから今日に至るまで、
衣類にはこれといった拘りや興味を持たずに生きてきた私も、
唯一衣類に興味を持った事がある。

幼少期なんでなんで星人だった私はなんでキリンって首が長いのー?
と全く同じテンションで、なんでパンツって履かなきゃいけないのー?
とかなりしつこく母に質問した事がある。
私の言い分と致しましては、
見えないのに履く意味ある?だった。
特別機能性が優れているとは思えない薄い小さめの布。
はいても暖かくなる訳ではないし、間違っても防御力なんて絶対上がらない。
え、タイツの下にも履かなきゃいけないの?本気で言ってる?見えないのに?
ってゆう3日前までジャングルで熊に育てられてたやつみたいな疑問で突如脳みそを占拠される私。

一体誰が。。。何のために。。。

なんでキリンの首が長いかをロジカルに説明できないのと同じく
母は幼少期の私になんでパンツをはかなきゃいけないのかをロジカルに説明する事が出来なかった。

子供時代極度の人見知りだった私は

母親=大人 何でも知ってる すごい人

とゆうより

母親=めっちゃだる絡みしてもOKな存在(っ ॑꒳ ॑c )

とゆう誤認をぶちかましていた可能性が極めて高い。

ジャングル育ちのだる絡みを仕掛けた私に対する母からの回答は、
「昔の人が履くって決めたから」
とゆうクラシカルな物から
「皆が履いてるんだから何かしら履く意味があるはず」
といった
え、絶対あんたもよく分からず履いてるじゃん。
といった不本意な濡れ衣を着せられてしまうようなお言葉までありましたが、
「とりあえず履いときなさい」
で終わった。

母は私のだる絡みになんて付き合っていられないのだ。
母は忙しいのである。
洗濯物をシワにならないように綺麗に畳み、
なんならアイロンとかしなきゃいけない。


大人になった私はパンツを履かなきゃならない理由は血が滲む努力の末になんとか理解出来たけど、
洋服のシワを伸ばさなきゃならない理由はまだ理解出来そうにない。

なんで洋服のシワってのばさなきゃいけないの?
ねぇ、なんで?


#エッセイ #駄文
#ファッション

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