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この時、貴方の対応が、生死を分ける( ゚Д゚)

そんな大げさな・・・とお感じですか?
先生=貴方の対応ひとつで 今夜にのひとりの子供の命が危なくもなり、救われもし・・・

1 朝一番に異変に気付きましょう


朝一番に 連絡帳を開いた貴方は 危機管理第1歩が💮
連絡帳に書いてありました
昨日休んだAさんの母親が記載したようです
概要は以下・・・
  一昨日の夜 Aは父親の気に障ることを言ったので、とっさに父親は手
  が出てしまった
  ちょうど顔にこぶしが当たり、眼に当たった 額も腫れた
    ⇓
  昨日の朝になっても 腫れているので医者に連れて行った
  今日の体育は休む 激しい運動も避けると言われた
管理機器第一歩が💮なのは、朝一番に連絡帳を確認したことです
ついつい見落としがちですが、担任のB先生は流石です!!
(実は、B先生は教務主任です。病気で3か月ほど休んでいる担任の代理)
Aさんを見ると、額の真ん中に大きなガーゼが張り付けてあります

2 Bad is first  すぐに管理職と関係教員に連絡


「児童が下校してから 関係者に伝えよう」などと先延ばしにしてはいけません
悪い状況や怪しいことは、すぐに管理職に報告です
とくに、DVは「報告義務」です
貴方が担任や学年主任ならば、即、「管理職」に報告です
その子供のためでもありますが、「あなた自身の身を守るため」です
管理職に「報告」したことで、貴方の報告義務は終了します
あとは、管理職が、情報収集や報告義務を負います
もし、管理職が通報しないでいる数日に、その子に何が恐ろしいことが起こった場合、担任からの報告を受けていたにもかかわらず 適切な対応をしなかった管理職が責任を問われるのです
貴方に、その責任が振りかぶることはありません
しかし、貴方が上司に何も報告せず、自分で何かしようとしていただけでは、貴方の責任です
抱えてはいけません💘

3 すぐに「事実確認」


管理職に報告したら、すぐに事実確認です
上記1のように 保護者が自ら連絡したとしても、その言い分が事実とは限りません
ごまかしたり嘘をついていたりする場合もあるからです
① 該当児童に事実を確認しましょう
② 担任であるあなたがしなくても構いません
  担任は、他の子を放っておいて・・・というわけにはいきません
  通常の授業を進めなけれなならないでしょう
  そういう時は、他の先生に聞き取りをしてもらいます
③ 報告を聞いた管理職が、「適切な人」を当てるのが良いでしょう 
  該当児童が心を開ける人が望ましい
  例:同じ学年や教科担任、養護教諭等で、その時間空いている先生
    スクールカウンセラー等、児童のカウンセリングに長けている人
④ 「事実を聞き取る」ことが大切です
  あそこのうちは〇〇だから、こうしたに違いない・・・というような想像は不要
  該当児童が言った言葉をそのまま記録します
「事実確認」の HOW TOは また別の機会に詳細にご紹介しましょう💚

この先の対応についても、管理職でなくても知っておかねばなりませんが
またの機会にね💚
さあ、新年度が始まります
長期休業の後には、児童の心身の変化に敏感になりましょう


 


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