真夜中のアウトプット2023/2/8(ちいかわ)
ちいかわのこの回の配信が明日で終わる。これと「ひとりごつ」の弾き語りの回だけはずっと配信してくれないだろうか。
近年におけるキャラクタービジネスの覇者と化したちいかわだが、ご多分に漏れず妻も娘もハマっていて、私も気がつくとTwitterやインスタをフォローし、アニメも毎週チェックするようになっていた。
面白い。
キャラクタービジネスで思い出したのだが、「100日後に死ぬワニ」とは何だったのだろう。
「ちいかわになり損ねたコンテンツ」と言われることもあるが、ワニを買いかぶりすぎた意見だと思う。両者を比べてしまうと、単純な見た目のポップさやキャラクター自体の直感的なかわいさが全然足りないというか、端的にいって不細工だ。横浜市鶴見区のマスコットキャラクター「わっくん」の方がかわいい。
以前、100ワニについて調べていたとき、Pixiv百科事典のページに辿りついたのだが、この記事、とにかく読み応えがある。
Pixiv百科事典でも有数のレベルではないかと思われる文字量の多い記事で、「100日後に死ぬワニ」というコンテンツの発祥から普及、そして炎上してブームが終焉するまでの過程がきわめて詳細に記されている。それだけでなく、炎上した際に飛び交っていたさまざまな情報のファクトチェックも行っているし、100ワニがなぜ失敗したのかについてさまざまな側面から分析したり、ほとぼりが冷めたあとの視点から客観的にその真価の検討を行なったりと、論考も充実している。
何がそんなに記事執筆者を駆り立てたのかは分からないし、いちおう中立な立場で書かれているというテイのこの手のデータベース記事としては私見まじりに感じられる部分もあるが、質・量ともにこれほど100ワニについてしっかり書かれた読み物もないだろう。暇なら一読を。
ちなみに娘は「わにわにのおふろ」という絵本がお気に入りで、この「わにわに」シリーズは普通におすすめです。
↓は作画担当の方のインタビュー。こちらも興味深い内容です。