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表現力トレーニングと名付けることにした

1番


RADの中でも特に好きな曲がある


「謎謎」という曲


内側からは君にだけしか見えないのに
外からは僕にしか見えないものはなーんだ 
君からは決して離れようとはしないのに 
僕からは平気で離れてくものはなーんだ 
僕が嘘をついてもきっと分からないのに 
君が嘘をつくとすぐ分かるものはなーんだ 
悲しい時は無理して笑ってみせるのに
嬉しい時は涙を流すものはなーんだ
それは光っていた 見上げると光っていた 
眼の前に降ってきた それはまるで それは君は 
謎謎/RADWIMPS より引用



曲名の通りなぞなぞのような歌詞から始まる


普段から歌詞考察的なことはしないのだが、こんなにも「なーんだ」「なーんだ」と聞かれると


なんなのかなぁ。と考え始めてしまう


内側からは君だけ見えて
外側からは僕だけ見えるもの、、、


マジックミラー、、、???


あれ、そのまんますぎる?


野田洋次郎そんな浅はかな考えする?


ほな、マジックミラーとちゃうか〜


うん、わからん。保留。次。


君からは決して離れないのに
僕からは平気で離れる物、、、


もっとなぞなぞっぽい感じで答えを探すと


あ!影!




と、ここまでそれはそれは酷い考察


自分にここまで考察力がないとは


落ち込みつつ残りの詩を見てやっと気づく



ん、これ答え「君」なのでは?


あ、でも「君」だと君いっぱい出てきて頭ごっちゃなるな



「君自身」「君そのもの」だとどうか?



あ〜これだと結構しっくりくる



真夜中に架かる虹のように 
昼間に輝く星のように 
夏に降り注ぐ雪のように 
それは それは 新しかった 
砂漠で観るシロクマのように 
都会で観るオーロラのように 
火星で観る生命のように 
それは それは 美しかったから
謎謎/RADWIMPS  より引用


そしてサビ


いやあ、すごい


「好き」とか「愛」をこんな美しい言葉で表現できるんか


夏に降り注ぐ雪のように
都会で見るオーロラのように


君自身は僕にとって新しくて美しくて奇跡みたいな存在なんだ


ってか


こんなに想われる「君」は相当幸せなんだろうな〜



2番

僕は声に出してしか伝えられないのに
君は口にせずとも話せる人はだーれだ
君は生まれた時にはすでに出会ってるのに 
僕はやっとこの前出会えたものはなーんだ 
君とは死ぬまで別れる事はないと思うけど 
僕にはいつ別れがくるかわからないものはなんだ 
だけどそれでもいいと思えるものはなんだ 
だってそれだからこそ出会えたものはなんだ
そうだ出会ったんだ  あの時出会ったんだ
すべてになったんだ  それはまるで  それは君は
謎謎/RADWIMPS  より引用


2番もなぞなぞから始まる


ここにも「君自身」「君そのもの」をあてはめてみる


君と「君自身」は心の中で話が出来る


生まれてから死ぬまでずっと一緒だ



僕は「君自身」とは言葉を使わなきゃ話はできないし


出会ってから別れまでが短い


そして次の二行


だけどそれでもいいと思えるものはなんだ
だってそれだからこそ出会えたものはなんだ


この「それ」もきっと「君自身」のこと


君が君だからこそ出会えた



え、どんだけ愛してくれんの
この「僕」は


ありのままが1番好きってことでしょ?


愛、深ぁ


夏の次に春が来るように
昼の次に朝が来るように
梨の木に桜が成るように
僕の前に現れたんだ
雲の上に雨が降るように
瞳から鱗が落ちるように
そのどれもがいとも簡単に  
起こるような気がしてきたんだ
謎謎/RADWIMPS  より引用


ここでも野田洋次郎節が光る


ねえ、ほんとにどこからこの表現力が生まれるのだろう


思いがけず僕の前に現れた君との出会いは、ありえないことが簡単に起こるくらい広くて様々な可能性を生み出した



大サビ

君はそいつを嫌いになってしまったと言う
もう一緒にはいられない  消えてほしいと言う
内側から見たそいつを僕は知らないけど
外から見たそいつならよく知っているから
半分しか知らないままに答えを出すのは
なんかすごくとてもあまりに勿体ないから
外からずっと見てた僕の話を聞いてよ
一番近くにいた僕が見てた君は  それは君は
真夜中に架かる虹のように 
昼間に輝く星のように 
夏に降り注ぐ雪のように 
それは それは 新しかった 
砂漠で観るシロクマのように 
都会で観るオーロラのように 
火星で観る生命のように 
それは それは 美しかったから
謎謎/RADWIMPS  より引用

大サビでは「君のことが大好きだ」ということを全力でぶつけてくる


君は「君自身」を嫌いかもしれないけど


僕にとって「君自身」はこれまでもこれからも出会うことの無いくらい奇跡みたいな存在なんだよ


全てを注いで君が「君自身」でいることを肯定してくれる


こんなに幸せなことはないだろう


誰だって、人に自分そのものを受け入れてもらえるほど幸せなことはないと思う


最後にもう1回言わせて


愛、深ぁ




そんなこんなで考察終了


今までもぼや〜っとこんな感じなんだろうなと思っていたけど、言葉に起こすって大切だな〜と感じた


ボキャ貧なわたしには言葉力とか表現力を培ういい機会なのかもしれない


また書こーっと


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