【発達凸凹さん向け】就学前の1年間で準備しておきたい事
発達凸凹さんが就学までに準備しておきたい事を8個まとめました。
参考になったら嬉しいです。
自分の事は自分でやる意識
発達凸凹さん、大学に進学しない方は高校を卒業するとすぐに就労や日中支援に生活の場が移ります。
他のお子さんよりも、親元を離れて社会とかかわる時期が3~6年ほど早いんです。
なので、学校に行くと「さて、自分でやりますよ」と促される事が多くなります。
お子さんが、ギャップを感じすぎないように年少さんくらいから徐々に自分の事は自分でやれるよう練習を積み重ねていく事をお勧めします。
思いを伝える手段を身につける
自分の気持ちを伝える手段は、言葉だけではありません。
絵カードやジェスチャー、写真、文字等方法は何でもよいのです。
一番大事なのは、困った時に困ったと言えるように準備を進める事です。
こうしたら出来るを見つける
体幹が弱く、長時間椅子に座っているのが苦手なお子さんや、衝動的に動きたくなってしまうお子さんいると思います。
苦手だから、出来ないから「しょうがない」のではなく、伊達締めや補助いすを使えば座れる、10分走ったら30分集中して話が聞ける等のように「こうしたら出来る」を就学前に見つけると、新しい環境になっても穏やかに過ごす事が出来ると思います。
パニックに対する対応方法を見つける
不安が強いと、どうしてもパニックになりやすいです。
そんな時に「これをしたら落ち着く」というような物がいくつか見つかっていると、新しい環境になっても過ごしやすいと思います。
予行練習をしておく
初めての事はだれでも不安です。
初めてが不安なのですから「見知ったもの」にしてしまえば、不安は軽減されるはず。
写真で見たり、動画で見たり、実際に行ってみたり・・・
本番の前に事前の予告や練習をすると、上手く行くかもしれません。
建物や、持ち物、服装や鞄等新しくなる物はいつでも見れる状態にしておくことをお勧めします。
親御さんの不安は移ります
新しい環境、親御さんも不安ですよね。
「バス乗れるかな」「授業なんて出来るんだろうか」「先生に怒られないかな」「ご飯食べて帰ってくるだろうか」「パニックになって周りに迷惑かけないかな」
こんな事、よく相談されます。
ただ、こう感じている事お子さんに移ります。
不安な気持ちはわかりますが、お子さんの前では「新しいところはこんな楽しいところなんだよ!」という事を伝えて欲しいと思います。
【親御さん向け】就学先の相談
学習環境に不安を感じている時は、年長さんになった時点で「就学相談」を受けてください。
就学相談を受けないと「支援学級」や「支援学校」には入れません。
選択する機会がまずなくなってしまいます。
なので、まずはお住まいの地域で就学相談を受けてください。
【親御さん向け】放課後等デイサービスを探す
学校が終わった後、学童のようにお子さんをお預かりしてくれる福祉サービスがあります。
それが『放課後等デイサービス』です。
それぞれの事業所で特徴があります。
宿題をサポートしてくれたり、運動があったり、余暇活動が中心だったり・・・お子さんに合わせて選択する事をお勧めします。
また、空きがあるかは、問い合わせてみないとわかりません。
年々、放課後等デイサービスの空きが埋まっていると言われています。
利用したい場所があれば早めの見学と申し込みをお勧めします。
ただし!!!
お子さんにとって、学校は今までより頑張る場所です。
週5日長時間のお預かりはお子さんの精神的負担が大きい場合があります。
今、通っている園の先生と相談したり、お子さんの様子を見ながら決めていってほしいなと思います。
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