払込票から
私はインターネットで品物を購入する際、その支払いをセブンイレブンの払込票で行うことが多いです。
今回も、どうしても手元に欲しかった本を半額程で購入することができ、いつものように払込票の番号を紙に書き写して、セブンイレブンのレジに持参しました。
この支払い方法を使った最初の頃、払込票はスマートフォンの画面にあるバーコードを店員さんに見せ、店員さんはそのバーコードを読み取る機械でピッとしてくれるのですが、エラーで読み取らないということがありました。
すると店員さんは、スマートフォンにある番号を見せて欲しいと言い、そのままスマートフォンを渡すと、手でその番号を、レジで打ち直していました。
そのことがあってから私は、払込票の番号を紙に書いて渡すようにしました。
その方が、店員さんの二度手間にならないのではないかと思ったからです。
このやり方で今まで支払いをしてきましたが、特に店員さんにも私にも問題なく、スムーズに支払いを済ますことができていました。
それが今日、たまたま通り道のセブンイレブンに寄り、上記と同じように払込票の番号を紙に書いた物を女性の店員の方に渡し、支払いを済ませようとすると突然、
「助かります。」
と言う声が聞こえました。
更に続けて店員さんは、
「こうして紙に書いてもらうと、助かります。」
と、私に言いました。
私はバーコードを機械が読み取らないことがあったことを話し、それから紙に書くようにしたと話しました。
その話をすると、店員さんも同じようなことを体験されているようで、笑顔で頷いてくれました。
些細なことですが、こうして初めて店員さんから「助かります」と言われたことで、私のやり方が店員さんの助けになったんだなと知ることができました。
店を出る時、私はとてもあたたかい気持ちになっていました。
口にする言葉も色々ありますが、相手に対してありがたく思うこと、助かったと思ったことこそ、口に出して伝えることが大切だと、改めて思いました。
今日出会えた、素敵な女性の店員さんから、教えて頂いたことでした。
※投稿時間が丁度日付の変わる0時になってしまいましたが、内容は10月4日のことです。
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