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Rei Ajisaka
2021年6月22日 04:18
時計の音に混じり臓物を啜りながら語り掛ける者が居る悪しきものが覆い被さる時鳥の羽音の様な声を聞くだろう夢と現の狭間に微睡が在る様に生と死の間に我々は居る諸君夜が明けるぞ
2021年6月22日 02:43
見よ!何たることか屍体に湧く蛆虫の様に彼等は止まる所を知らない産めよ増やせよ地に満ちよと誰かが云い四苦よ八苦よと誰かが云った彼等はその狭間でぐるぐると目を回し蒼褪め赤らめ大童ほら聞こえぬか痛烈に愉快でこの上無く哀れな偽りの信徒の産声が一つまた上がったぞ
2021年6月22日 02:12
悪魔は其処彼処に犇き我等に強欲たれと囁く然しもの臆病も寄り集まれば大胆だそれは黴菌の様に我等を蝕み喰らい尽くす手繰り寄せる糸が繋がる先の赤黒く歪む首輪はその目には見えないそれは時として生命よりも重く羽毛の様に軽い我々によって支配され我々を支配する嗚呼それが罪であった刻は喪われて久しい