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夜明け

時計の音に混じり
臓物を啜りながら
語り掛ける者が居る
悪しきものが
覆い被さる時
鳥の羽音の様な
声を聞くだろう
夢と現の狭間に
微睡が在る様に
生と死の間に
我々は居る
諸君
夜が明けるぞ

あなたのご好意が、私の餌代になります。