仕事の原点 2008年度講師時代12 授業参観を明けて

日記から引用してきました。

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土曜日の授業参観のアンケートが返ってきつつある。

自分は自分の粗探しばかりしているので、どうしても悲観的。
素直に喜べばいいのだが、『集中していた』『大きな声が出ていて驚いた』のお褒めの言葉にその奥に思っているマイナスの気持ちがあるのではないかと想像してしまう。
『緊張していたように思う』『一年生のときより落ち着きがなかった』の意見には素直に受け止められるが、少しだけヘコむ。(笑)


気難しいな、ウチ(笑)


道徳の授業では教材研究30分で『二年生になってできるようになったこと』を書かせる。私の子どもへの評価と子ども自身の自己評価には開きがある。普段、子どもをしっかり見切れていないんだなぁ…と思いつつ、ウチの知らない子どもの世界を垣間見ることができた。『よのため ひとのためカード』を導入した。説明したとき、『何それ?』って反応薄かったが、めちゃ説明して明日から書くように指示した。いつでも書けるように大量に刷っておきたい。

【算数】
ドルフィン問題。
足し算引き算の逆思考文章問題。
今日で四日目ということもあり、だいぶ考え方が定着してきた。
出来る子が増えてきた。
10ます計算引き算本日から導入。足し算と違い、とても時間がかかる。

【水泳】
寒さ対策が難しい。
ずっと水の中に入れておいた方がたくさんの活動ができるが、体温は奪われる。随所に体を温めるような活動が入ることができれば、長い時間であっても活動できるし、効率がいい。
だが、今のところそれは見つからない。二年生で水を怖がる子もいるし、めちゃ息があがるくらい泳がせてという手法は使えない。やはりダッシュ系になる。走る系になる。
でも、それではあまり温まらない。
それなら、いっそのこと活動を人数で区切って、それ以外の子はプールサイドで待たせようか…と考え中。その方が単級指導で全員の安全確保の点からいっても、度合いは高まる。学習規律の点だけは事前指導・確認する必要があるが。
プールにおいての学習規律ってホンマ難しい。教室じゃないから、うちの声は拡散するし、反響しない。しかも、プールということだけではしゃいで、明後日の方を向いている子もいる。普通に聞いていない子もいる。

なかなか実践記録を残せないこと多いので、日記に少しずつ乗せていこうと思っている。

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初めての担任であるし、有名な実践の真似は仕方ないと思うのです。

慣れること、1年走り切ることが大切です。

計画的にできないのは仕方がないのです。


世のため人のためカードは深澤久先生の実践です。

具体的行為像を個別化して評価するためのシステムです。

1枚で1つの「世のため人のため」に行動した行為を書きます。

世のため人のためといっても、2年生では友達のため・家族のためになるでしょう。

たくさん行動すればそれだけで道徳性が高まっていることになります。

また、行為を具体的にレベル別に教師が見分ける目があれば、尚効果が高いと考えます。


10ます計算は杉渕鐵良先生の実践です。

100ます計算はメリットもデメリットもあります。

デメリットをさらに小さくできるのが10ます計算の実践の良さがあります。


教師一人で20人の子どもたちを水泳指導する。

綿密な指導システムが必要でしょうね。

分割して見るしか方法はないと思います。

一度に見るなら4人が限界でしょう。

一度に5人は危ないと思います。

4人が同時に見ることができるような水泳指導の組み立てをしなければいけません。

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