仕事の原点 2008年度講師時代14 道徳『感謝』

日記から引用してきました。

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感謝の授業1

感謝の授業2

本日、道徳の授業を行いました。
自分の授業を全部ビデオカメラに収めました。

道徳は感謝の授業。
とっておきの道徳授業の追試です。
昨日、「明日の道徳の授業をどうしよ~」と悩んでて、
パラパラ見た道徳の副読本を見たけど、「やりた~い」と思う教材はなく、お蔵入りしつつあったそれを見て、いいのがあるじゃんとすぐそれに決定

発問も少なく、じっくり考える授業。
教材も何も準備しなくて良かったので、うってつけでした。

せっかくなので、ビデオに撮ろうと決意し、準備。

見てみたらとてもひどいものです。
見せられる授業ではありません。
こんな感じで授業参観も保護者の方は見ているのかなと思ったら、非常に酷です。

目線、テンション、リアクション、癖。
声はハ行が聞きにくい。音が抜けている感じ。
すべてがきついです。

授業内容の思考的には「こんなもんかな…」「こんな授業を見たことあるぅ」「自分の担任の先生もこんな授業していた」的な感じでした。

子供が集中しているのは初めの10分弱。
やはりこんなもんですね。飽きてるもん。
一つの教材で長い時間を持たせる難しさをとても感じました。
よくこんな授業に子供たちは勉強をしているな~と感心します。

酷は酷ですが、現実をしっかり見据えていかねばなりませんね。
一時間自分の授業を見ているのは辛い。
汚い板書。これが今のほとんど準備していないときの素の力です。


それよりも今しっかり全部その映像を見て、授業で子供が変容しているとはまったく思わない。
ただ授業をしているだけ。
子どもの気だるさの雰囲気が十分すぎるほど伝わってくる。
ほとんど学級経営だけで授業をしているような気がします。
挙手はほんの一部。
あとは机にべた~って寝そべったり、後ろ向いたり、横向いたり、机いじりをしたり…だめだ、こりゃ!って感じ。
授業がうまくなりたいものです。
ユニットもいいけど、一つの教材だけで引き付ける授業をしてみたい。

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ビデオ録画して臨む。

客観視して初めて自分の見えていない点を知ることもあると思います。

文面を読む限り、これまで

授業の進行より、

子どもの状態に目を向けていなかったのが、

ダメですね。

子どもを見ていないということ。

ユニット型授業に頼っているからです。

授業のような”ごっこ”をしているだけです。

今の自分にも戒めたいと思います。

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