【小説】私と推しと彼と解釈違い③
「はじめまして~! もいかフェアリーです!」
彼が連れて行ってくれたお店は、私がよく行ってた“メイドカフェ”とは全然違う世界だった。
「お嬢様の冒険者様ってあんまりいないから、嬉しいです~。ひゃ~、なんか綺麗なお嬢様で緊張しちゃう」
「彼女、普段から1人でメイドカフェとかガンガン行ってるから、全然大丈夫だよ」
「うわ、出た“俺のカノジョ”マウント! うちリア充禁止なんで、罰ドリンクいただきますね!!」
「そんなんなくても出すから、どうぞ飲んで。今日は彼女にここの楽しさ伝えた