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犬と和解せよ

猫が好きという話を書こうとしたら犬の話になりました。
見出し画像は犬っぽいしろくまです。写真ありませんでした。

私の戦争

ことの始まりは小学生高学年くらいの通学路でした。
そんな前置くことでもないので端的に言うと毛がないタイプの犬(多分ドーベルマン)に追いかけられたことがあってトラウマになっています。
これ私は悪くないんですよね(⇐ 悪役のセリフっぽい)繋がれている犬に友人がちょっかいかけたら繋がりが解除されて追いかけられました。本能的に走ってしまった私を、同じく本能的に奴は追いかけてきました。友人は笑ってました。そこから学校に辿り着くまでは人生で一番早い200m走だったと思います。
これやっぱり私が悪いのかもな

それ以降街中で犬を見ると警戒するようになり、多分それが向こうにも伝わって奴らと私との間には常に緊張感が漂っています。
私は散歩が好きですが同時に出不精でもあり、外歩くか…から出発まで1時間くらいかかったりします。その点奴らは「さんぽ」と言うだけで喜ぶらしいじゃないですか。じゃあよっぽど私より賢いなと思ってそれ以来見る目が変わりました。

だから終わりにしたいんですよね、この冷戦。そういう話です。

犬カフェってなくない?

奴らとの歩み寄りの第一歩としてどうしようかなと考えました。

悲しいかな犬飼ってる友人がおらず、そうすると意外と触れ合う機会って無いんですね。散歩中の犬に話しかけるのはさすがに警察行きなので..
そういえば犬カフェって聞いたこと無いな、なんでだろう?と思ってこの文を書きはじめました。でも今調べたらサモエドカフェというのが全国各地にあるらしいです。サモエドはOKなんですね。

古来よりググるのは良いこととされていますが、もしググってたらこの文章書き始めてなかったのでまあそういうこともある。

美しい関係性

私は美しい(美しそうに見える)関係性が好きです。最近「関係厨」という言葉を聞いて私はこれだなと思いました。

いわゆる保護猫カフェって殺処分される予定の猫を保護して、でも運営費が足りないから猫にも手伝ってもらおう、という形態らしいです。これって保護人は活動を継続できる、猫は比較的幸せに暮らせる、お客さんは貢げるというwin-win-winの関係じゃないですか(多分もっと複雑な実態があるとは思います。猫の性格によってはストレスだろうな)。
こういう「上手くできている」「綺麗」「お互いに依存している」ものが大好きなんだという話です。

他にも例えばコンビニのATM。あれはお店の売上金を入れて、お客さんが引き出す構図にすることで店側の現金輸送リスクを減らしているらしいです。お客さんが現金輸送の代わりを担っているんですね。頭いいな~

物語においても関係性が大好物なのですが話が逸れ過ぎているのでまた別の機会に譲ります。


世界と和解せよ

結論として和解への第一歩はサモエドカフェになりそうです。
犬を飼ってる知り合いを作る→家に行く、という難易度激高ルートも存在してはいて、宝くじくらいの確率を待ってみるのも良いかもしれません。次の人生になるまで実現できなさそう。

関係性が好きとか言うくせに自分は交友関係広げる気がなくて、それは多分気が合う人を探すのに疲れてしまうからで。変えたいなら自分で上げたハードルの下をくぐるくらいの気概が必要です。

きっと私は吹替派とか赤だし派とかクラゲ好きの人間とか、そういうものとそろそろ和解すべきなのかもしれません。

諦めの時は近い。



2024/05/25
今日はいい天気でした。午前中は窓を開けてピアノを弾きました。
今から夕飯を食べます。
ずっとVtuber知らなかったんですが最近犬のお巡りさんのVtuberを見始めました。