カルシウム株式会社広報部

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カルシウム株式会社広報部

私たちは「環境革命」を目標に掲げ、独自の技術で環境問題に立ち向かうスタートアップ企業です。 多くの方に環境問題に興味を持ってもらうため、環境にまつわる内容をわかりやすく発信していきます! 気軽にご連絡ください!↓ calcium@mesoscopic.co.jp

マガジン

  • 企業・サステナビリティ事業部向け「環境用語徹底解説」

    企業やサステナビリティ事業部の担当者のための環境用語解説です。 国内企業の事例とともに環境用語をわかりやすく解説しながら、企業の環境経営戦略への提言しています。

  • 【小学生でもわかる環境用語解説】教えて!ペンギン先生!

    シロクマ坊やとともに、ペンギン先生が小学生にもわかるように「環境用語」を解説してくれます。

最近の記事

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世界を旅して気づいた、未来のためにできること〜カルシウム株式会社の挑戦〜

みなさん、初めまして!カルシウム株式会社の佐藤です。今まで環境用語解説の記事をアップロードしてまいりましたが、今日は「#未来のためにできること」に参加しようと普段とは一味違うものを書きました。 実は私は学生時代にインド、カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマー、フィリピン、オランダ、アメリカと、様々な国を放浪してきました。その経験を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の重要性を肌で感じ、今の仕事にも活かしています。 旅して気づいた、世界の「今」アジアを渡り歩いて、まず驚いた

    • AIによるグリーンウォッシュ検出「逃げ場なき企業の環境主張」

      AIによる監視 皆さん、環境への取り組みをアピールする際、どれほど慎重に言葉を選んでいますか?  英国広告基準局(ASA)が導入したAIシステム「Active Ad Monitoring」は、まさにグリーンウォッシュ広告の天敵と言えるでしょう。 このシステムは、特にグリーンウォッシングや環境に関連する誤解を招く広告をターゲットにし、24時間365日休むことなく、企業の環境主張を監視し続けています。まるで、環境に優しくない広告を狩るAIハンターのようです。 逃げ場なき企業の環

      • TNFDとTCFD「自然資本リスク評価で企業価値を高める新時代の経営戦略」

        1. TNFDの定義TNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)は、自然関連財務情報開示タスクフォースの略称です。これは、企業や金融機関が自然資本に関連するリスクと機会を適切に評価し、開示するためのフレームワークを開発することを目的とした国際的なイニシアチブです。 2. TNFDの背景と目的2.1 生物多様性の危機と経済への影響 近年、生物多様性の損失が加速度的に進行しており、世界経済フォーラムの報告書で

        • グリーンボンド「環境と経済をつなぐ新たな資金調達戦略」

          1. グリーンボンドの台頭気候変動対策が世界的な課題となる中、グリーンボンドが注目を集めています。この革新的な金融商品は、環境保護と経済成長の両立を可能にする強力なツールとして、急速に普及しつつあります。 2. グリーンボンドとはグリーンボンドは、調達資金の使途を環境関連プロジェクトに限定した債券です。発行体は、この資金を再生可能エネルギー、省エネルギー、環境負荷の低減などの「グリーンプロジェクト」に充当することを約束します。 3. グリーンボード市場の現状A. 世界の

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        世界を旅して気づいた、未来のためにできること〜カルシウム株式会社の挑戦〜

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        • 企業・サステナビリティ事業部向け「環境用語徹底解説」
          12本
        • 【小学生でもわかる環境用語解説】教えて!ペンギン先生!
          7本

        記事

          コアカーボン原則 「カーボンクレジット市場の信頼性向上と日本企業の新機会」

          1.コアカーボン原則の登場背景気候変動対策が世界的な急務となる中、カーボンクレジット市場の重要性が高まっています。しかし、これまでクレジットの質や信頼性に関する懸念が市場の成長を阻害してきました。この課題に対応するため、2023年3月に「コアカーボン原則(Core Carbon Principles: CCP)」が発表されました。 2.コアカーボン原則の概要コアカーボン原則は、自主的炭素市場統合イニシアチブ(Integrity Council for the Volunt

          コアカーボン原則 「カーボンクレジット市場の信頼性向上と日本企業の新機会」

          【小学生から大人まで楽しく学べる!】『サーキュラーエコノミー』で考える日本の未来

          今日学べる内容 サーキュラーエコノミーの基本 今までの経済の仕組みとの違い 日本での具体的な取り組み 新しいビジネスチャンスの可能性 ペンギン先生の『サーキュラーエコノミー』特別講座、開講! ペンギン先生: やあ、シロクマ坊や。今日は『サーキュラーエコノミー』について話そうと思うんだ。 シロクマ坊や: あ、先生!それ、気になります~。でも、リサイクルとどう違うんですか? ペンギン先生: いい質問だね!『サーキュラーエコノミー』は、リサイクルよりもっと大きな考

          【小学生から大人まで楽しく学べる!】『サーキュラーエコノミー』で考える日本の未来

          FITからFIPへ「再生可能エネルギー政策の転換点と企業の新たな挑戦」

          1.エネルギー政策の大転換日本のエネルギー政策は大きな転換点を迎えています。2012年に導入されたFIT(固定価格買取)制度から、新たにFIP(Feed-in Premium)制度への移行が始まりました。この変更は、再生可能エネルギー市場の成熟と、より市場原理に基づいた持続可能なエネルギーシステムの構築を目指す動きの表れです。 2. FIT制度とFIP制度1. FIT制度の仕組み FIT制度では、再生可能エネルギーで発電された電力を、国が定めた固定価格で一定期間買い取る

          FITからFIPへ「再生可能エネルギー政策の転換点と企業の新たな挑戦」

          ネイチャーポジティブ「自然共生型経営の新潮流」

          1. ネイチャーポジティブの定義ネイチャーポジティブとは、経済活動や事業運営を通じて、自然環境に対して正味でプラスの影響を与えることを目指す概念です。具体的には、2020年を基準として、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させ、2050年までに自然の完全な回復を実現することを目標としています。 2. ネイチャーポジティブの説明ネイチャーポジティブは以下の3つの主要な要素から構成されています。 自然への負荷の最小化:事業活動による生態系への悪影響を削減 自然

          ネイチャーポジティブ「自然共生型経営の新潮流」

          【小学生から大人まで楽しく学べる!】IPCCってなに?地球温暖化との関係性

          こんにちは!今日はペンギン先生とシロクマ坊やと一緒に「IPCC」と地球温暖化について学んでいこう! 今日学べる内容 IPCCって何のこと? IPCCのミッション:地球温暖化との戦い 最新報告書が明かす衝撃の真実 世界中で起きている気候変動の謎 私たちにもできる地球を守る秘密の作戦 ペンギン先生のIPCC特別講座、開講! ペンギン先生:やあ、シロクマ坊や!今日は「IPCC」という不思議な組織について探検するよ。 シロクマ坊や:わくわく!でも先生、IPCCって

          【小学生から大人まで楽しく学べる!】IPCCってなに?地球温暖化との関係性

          【小学生から大人まで楽しく学べる!】カーボンオフセットってなに?事例含めて学ぼう!

          こんにちは!今日はペンギン先生とシロクマ坊やと一緒に 「カーボンオフセット」について解説していきます! 今日学べる内容 カーボンオフセットの正体 なぜカーボンオフセットが必要なの? カーボンオフセットの実践方法 企業と個人でのカーボンオフセット例 カーボンフットプリントとの違い ペンギン先生の『カーボンオフセット』特別講座、開講! ペンギン先生:やあ、シロクマ坊や!今日は『カーボンオフセット』という環境を守るための秘密兵器について解説するよ。 シロクマ坊や:わ

          【小学生から大人まで楽しく学べる!】カーボンオフセットってなに?事例含めて学ぼう!

          【小学生から大人まで楽しく学べる!】炭素国境調整措置(CBAM)について学ぼう!

          こんにちは、環境探検隊の皆さん!今日はペンギン先生とシロクマ坊やと一緒に、ちょっと難しいけどとっても重要な「炭素国境調整措置(CBAM)」の謎に迫ります! 今日学べる内容CBAMについてとその目的 CBAMが必要になった背景 CBAMの具体的な仕組みと対象産業 CBAMが日本と世界経済に与える影響 私たちにできるアクション ペンギン先生のCBAM特別講座、開講! ペンギン先生:やあ、シロクマ坊や!今日は「炭素国境調整措置(CBAM)」という環境政策の最前線につ

          【小学生から大人まで楽しく学べる!】炭素国境調整措置(CBAM)について学ぼう!

          カーボンオフセット「脱炭素時代における日本企業の戦略的環境投資」

          1. カーボンオフセットの定義カーボンオフセットとは、企業や個人が自身の活動によって排出する温室効果ガス(主に二酸化炭素)のうち、削減が困難な部分の排出量に見合った量の削減・吸収量をクレジットとして購入したり、他の場所で排出削減・吸収を実施したりすることで、排出量を相殺する取り組みを指します。 2. カーボンオフセットの説明カーボンオフセットは以下のステップで実施されます。 排出量の算定:企業活動による CO2 排出量を精密に計算 削減努力:可能な限り直接的な排出量削減

          カーボンオフセット「脱炭素時代における日本企業の戦略的環境投資」

          カーボンフットプリント「日本企業のサステナビリティ戦略における重要指標」

          1. カーボンフットプリントの定義カーボンフットプリントとは、製品やサービスのライフサイクル全体(原材料調達から製造、流通、使用、廃棄・リサイクルまで)で排出される温室効果ガス(主に二酸化炭素)の総量を二酸化炭素換算で表した指標です。これは、企業や個人の活動が気候変動に与える影響を定量化するための重要なツールとなっています。 2. カーボンフットプリントの説明2.1 算出方法 カーボンフットプリントの算出には、主に以下のステップが含まれます。 システム境界の設定:製

          カーボンフットプリント「日本企業のサステナビリティ戦略における重要指標」

          LCA(ライフサイクルアセスメント)「日本企業の競争力強化と環境経営の要」

          1. LCA(ライフサイクルアセスメント)の定義LCA(Life Cycle Assessment)とは、製品やサービスのライフサイクル全体(原材料調達、製造、流通、使用、廃棄・リサイクル)を通じて環境影響を定量的に評価する手法です。これにより、製品やサービスが環境に与える影響を包括的に把握し、環境負荷削減のための効果的な施策を立案することが可能になります。 2. LCAの説明と重要性LCAは、以下の4つの段階で構成されています。 目的と調査範囲の設定 インベントリ分

          LCA(ライフサイクルアセスメント)「日本企業の競争力強化と環境経営の要」

          サーキュラーエコノミー「日本企業の新たな成長戦略」

          1. サーキュラーエコノミーの定義サーキュラーエコノミー(循環経済)とは、従来の「採取→生産→消費→廃棄」という直線型経済モデルから脱却し、資源の循環利用を前提とした経済システムを指します。製品の設計段階から再利用や再資源化を考慮し、廃棄物を出さない、あるいは新たな資源として活用するという考え方です。 2. サーキュラーエコノミーの説明サーキュラーエコノミーは、単なるリサイクルの促進ではありません。製品のライフサイクル全体を通じて、資源効率を最大化し、廃棄物を最小化する

          サーキュラーエコノミー「日本企業の新たな成長戦略」

          【小学生でもわかる!】グリーンウォッシングに騙されるな!簡単解説!

          この記事で学べる内容グリーンウォッシングの正体 身近に潜むグリーンウォッシングの例 グリーンウォッシングを見破るコツ グリーンウォッシングが環境に与える影響 ペンギン先生とシロクマ坊やの環境ミステリー教室、開講!ペンギン先生: みんな、こんにちは!今日はちょっと変わった言葉、「グリーンウォッシング」について勉強しましょう。 シロクマ坊や: 先生、気になります!グリーンウォッシングって何ですか?緑色の洗濯? ペンギン先生: ハハハ、面白い発想だね。実はね、グリー

          【小学生でもわかる!】グリーンウォッシングに騙されるな!簡単解説!